◆明治安田J2・J3百年構想リーグ▽プレーオフラウンド5―8位決定戦第1戦 秋田1―1(延長0―0、PK5―4)札幌(31日・ソユースタジアム)

 タフに戦ってくる秋田相手に、見応えある試合だった。PK戦はどっちが勝ってもおかしくないもので結果は仕方ない。

ただ勝利に至らなかったのは、圧倒していた前半に点を取れなかったことで、相手を勇気づかせ、足を最後まで動かせてしまったことに尽きる。

 シュートやクロスの質にこだわればもっと簡単に勝てた試合。決定機を決めきれないのは札幌の永遠の課題でもあるが、もう少し意識を高く持っていければ、上に行けるところまでは間違いなく来ている。得点シーンは左サイドから原が相手を完全にはがしてクロスを上げたから決まった。ただそれ以外ははがし切る前に蹴っていたから、効果的なボールにならなかった。前半のパス回しなど、可能性を感じさせるプレーは随所にあったのだから、より突き詰めていって欲しい。

 失点の場面は最初のティラパット、その後の白井とプレスが甘くなった。最後に押し込まれた時も2人はゴール前に戻っていなかった。対して秋田はゴール前で全員が体を張ってブロックしていた。札幌もあれくらい気持ちを出して戦えるようになっていかないといけない。もう一段階、力強さを身に着けていくことは必要だ。(吉原 宏太、1996~99年札幌FW)

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