◆ファーム・リーグ 巨人2―0阪神(31日・ジャイアンツタウンスタジアム)

 巨人のリチャード内野手(26)が31日、下半身のコンディション不良から実戦復帰後初アーチを描いた。「早く1軍に行けるように頑張りたいです」と気を引き締めた。

 ファーム・リーグ、阪神戦(Gタウン)に「4番・DH」で先発出場し、1―0の6回2死の第3打席。先発右腕・今朝丸の低め144キロ直球をはじき返すと、打球は伸びて右中間スタンドに飛び込む2号ソロとなった。

 1、2打席目は空振り三振。このまま終わるわけにはいかなかった。大田2軍打撃コーチが「リチャードはホームランバッターだから、こういう試合展開のときはホームランを打つのが仕事だよ」と声を掛けた。力むことなく、低めの直球に対して丁寧にアプローチ。逆らわず、逆方向に打ち返した。大田コーチは「そこらへんは自分で考えている。本当に打ってすごい」と手放しで褒めた。

 2日の同・広島戦(同)で左手骨折から2か月ぶりに実戦復帰。いきなり本塁打を放ち、5日の同・ハヤテ戦(ちゅ~る)まで4試合に出場したが、その後は下半身のコンディション不良を発症して再び故障班に合流していた。27日に復帰後は11打数5安打と好調。

「淡々とできることをやります」。最善を尽くす。(臼井 恭香)

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