◆サッカーW杯北中米大会 壮行試合 日本1―0アイスランド(31日、MUFG国立)

 FIFAランク18位の日本代表は同75位のアイスランド代表との壮行試合を1ー0で勝利し、W杯前最後の実戦を白星で飾った。0―0の後半開始から右ウィングバックで途中出場したDF菅原由勢が左足から右足に持ち替えて絶妙なクロスを蹴り込み、FW小川航基が頭で合わせてゴールを決めた。

 試合にはW杯でも採用される遅延行為削減の新規則が適用された。後半40分、アイスランド選手が交代ボードの掲示から10秒以内にピッチを去らなかったため、新たに入る選手が1分間待機させられた。日本が1人多い状況でプレーが再開され、その間に日本が得点した。

 森保監督は「準備したことで痛手にはならなかった。ゴールキックの時にまだ準備ができずロングキックをしなければいけないという状況があったりしたので、与えられた時間、カウントダウンの中で、やはり時間がなくなった時にどういう選択をするかという準備はもっとしなければいけないと感じた」と振り返った。

 スローインの再開が遅く、日本ボールに変わった場面もあった。新規則は日本に有利に働いたが、今後、警戒すべき課題になる。森保監督は「早く続けられるというところでの日本人の方ができる部分があると思う。選手たちは新ルール対応の部分はほぼ問題なく遂行してくれた」と手応えを示し「けがからピッチに戻るまでにこれまでのようにすぐタイミングよく戻れることではなくなるので、気を付けたい。相手にチャンスになることがないように、やはり新ルールの中で自分たちが適応し、対応していかなければいけない」と語った。

 また給水の活用については「3分間の時間の中で伝えるべきポイントをしっかり整理して選手たちに伝えなければいけないからと口頭で伝えられるものはもちろん口頭で伝える」ときっぱり。

 後半に関しては「ホワイトボードを使ってちょうどいろんな変更点を話したので、可視化して選手みんなが共有できるようにする等々、我々も既に準備していたので、そこは時間の中で共有すべきことが明確に伝わるようにししたい」と説明。

選手間のコミュニケーションについては「3分間、割と時間があるので、いろんなことが修正できる時間になる。コーチ人が伝えるべきことをより整理するということと、選手たちも建設的に修正ができるように促す時間を、うまく使えるかどうかで勝敗の部分で大きく響いてくる」と感想を語り、W杯本大会に向けて、準備を積んでいくとした。

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