「」が活動終了日の31日、東京ドームでラストツアー「We are ARASHI」(5都市計15公演、約49万人動員)のファイナル公演を開催し、約26年半の歴史に幕を下ろした。1999年のデビュー曲「A・RA・SHI」など全33曲を、会場や生配信で見守った世界中のファンに届けた。

結成から9756日分の感謝を伝えながら、最後の瞬間まで5人で駆け抜け「嵐らしい最高の一日」を作り上げた。

 5人で始めた物語のフィナーレは、ライブでお決まりのコール&レスポンスだった。「俺らの名前はなんだ!?」の掛け声に、ファンが「嵐~!!」と呼応。26年半、大事に育み、守り続けたグループの名前がドーム中に響き渡った。5人は目を潤ませながら「ありがとう!」と、とびきりの笑顔を見せ、最高のハッピーエンドを飾った。

 2000年の初ライブから595公演目となるステージ。東京ドームは初単独公演を行った07年4月以降、イベントを含め歴代アーティスト最多の91回の公演を重ねた思い出の場所だ。20年末の活動休止直前はコロナ禍で無観客開催だったため、5年を経て「ファンに直接感謝を伝える」約束を5人で実現させた。

 20年末から個人活動も休止していた大野智(45)は「生きてたよ~!」とおどけ、櫻井翔(44)は「ただいま~!」と胸いっぱいの表情。「ヘイ! 世界中のみんな、調子はどうだ!」と定番のあいさつで熱狂へといざなった。会場は「おかえり~!!」と大歓迎し多幸感に包まれた。

 胸熱演出も連発した。

有観客では今ツアーで初披露の「Whenever You Call」「カイト」を立て続けにパフォーマンス。ファンは「ようやく生で聴けた」と言わんばかりに聴き入った。05年の楽曲「Yes?No?」では若かりしメンバーの映像が流れ、5人が縦一列に並んで手を動かす当時の“千手観音風”振り付けを再現。軌跡をたどるエモい演出で沸かせた。

 最終盤にはスポットライトに照らされる中、一人ずつ思いを語った。松本潤(42)は、メンバーと熱いハグを交わし「今までとは形は変わるけど、バカみたいにいろんな話がしたい。26年半、マジで楽しかったです。これにつきます」と男泣き。二宮和也(42)は、あえて旧事務所名を口にし「ぼくは30年間のジャニーズ人生を終えようと思います。改めて幸せ者だなと思います」と深々と頭を下げ、「最高だよ、大好き」と不滅の愛を伝えた。

 相葉雅紀(43)は「世界中に嵐を巻き起こせたのはみんなのおかげ。何度生まれ変わってもこの景色は絶対見られない」と目を赤くした。

大野は10秒以上、言葉に詰まりながら「こんなリーダーをずっと支え続けて受け止めてくれて、本当にありがとうございました。みんなで作り上げた嵐はこれからも生き続けます!」と宣言した。

 音楽史に数々の記録を打ち立てた5人だが、「誰一人欠けることなく、ステージで最後の日を飾る」という最大の恩返しは、どんな偉業にも勝る。櫻井はメンバーの名前を呼び「僕たちが嵐でした! 5人のままゴールテープを切れたこと、万感の思いです」。フィナーレでは5色のペンライトが揺れる中、新曲「Five」を熱唱。3時間25分、33曲を歌いきると、仲むつまじげに肩を寄せ合い、「みんな、バイバ~イ!」とステージを後にした。(奥津 友希乃)

 大野智「こんなリーダーをずっと支えてくれて、メンバー4人があなたたちだったから僕は今日までここに立ててます。僕ら5人、誰一人欠けることなく、このみんなで作った嵐を26年間守り切れて本当によかった。こんなにも真剣に人生を生きさせてくれて本当に感謝してます。僕らの活動は終わりますが、みんなで作り上げた嵐はこれからも生き続けます。僕も大切に心にしまってこれからも生きていこうと思ってます」

 櫻井翔「誰か一人が持っている鍵ではなくて、5人それぞれの鍵を持ち寄って宝箱を開けたら、こんなにきれいなペンライトの海を宝箱にきちんとしまうことができました。26年半の特大の感謝の思いを込めて、皆様それぞれのことを思い続けていく。

嵐の楽曲たちをこれからも愛してあげてください。『あんなハッピーなやつらがいたんだよ』って、まだ嵐に出会ってない人に知ってもらえたら」

 相葉雅紀「みんなの前でみんなと同じ空気を吸って直接感謝の思い、気持ちを伝えられる場所ができて本当に幸せ。世界中に嵐を巻き起こせたのは一人ひとりの応援のおかげ。何度生まれ変わってもこの景色は絶対見られない。嵐は僕の人生の全てだったと思うし、人生全てをかけた嵐を支えて応援してくれて、どうもありがとうございます。嵐でよかったし、この4人に出会えて本当によかった」

 二宮和也「最高だったぜ。最後の最後に、こんなにもたくさんの人たちとコンサートができるなんて。こんなふうに表現できるというのは改めて幸せ者。(入所から)30年間で僕が学んだことは、できるかできないかではなく、やるかやらないかです。できないからやらないんじゃない。やるんです。もし人生で迷うことがあったら、ちょっとでも思い出してくれたら前に一歩進めるんじゃないか」

 松本潤「メンバーの皆さん、楽しかったね。

あなたたちは最高です。この5人だったからずっとやってこれたし、数々の困難を乗り越えられたと思うし、素敵な景色を見られた。愛してるぜ。ファンのみんな、マジでありがとう。これに尽きます。これからもいろいろと新しいこともチャレンジしていくと思うので、これに懲りず一度つながった縁をまたつないでもらえたらというふうに思います」

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