スポーツ報知評論家で現役時代は近鉄、西武などでプレーした金村義明氏が6日、MBSラジオ「金村義明のええかげんにせえ~!サタぶしゃ!」(土曜・後9時)に出演。尊敬する監督として、仰木彬さんと星野仙一さんの名を挙げた。

 番組内で理想の上司像についての話題となった。金村氏は「僕も(現役生活を)18年しかしてないけど、9人の監督の下で野球したからな。(尊敬できるのは)2人やね。仰木さんと星野さん。この2人ぐらいしかいないなあ」と振り返った。

 金村氏が中日に在籍したのは95、96年の2年間。うち96年の1シーズンだけ仕えた星野さんには、強烈な印象を抱いたという。

 「やっぱり野球やから、チームを勝たす監督やね。僕なんか“使ってもらったらいい監督”だしね。(でも)星野さんの時なんか使ってくれへんわけでしょ。でもやっぱり尊敬できるよね。もうそんなもん強いし、ハッキリしてるもん。

最下位になって帰ってきた時には、もう大声でどなり散らしてね。『なんだこの体たらくは~っ!』って。もうハッキリ言う。『俺はえこひいきする』と。よく言うのは『腐ったリンゴは、箱に1つでも入れたら周りみんな腐る』と。みんなが同じ方向を向くことを徹底してたから。『血の入れ替え』言うて、陰でゴソゴソ文句言うてるやつは、20~30人ユニホームチェンジやから。トレード出すし。もう必ず優勝争いに入っていくから、疲れるわけよ。選手ヘトヘトになるやん。それを疲れんとマイペースでやってたんは、立浪(和義氏)だけやったんや。せやから『天才や』言うて…」

 一方で尊敬できない監督も少なからずいたようだ。

 「好き嫌いで(人を選んで)好きなようにするわがまま監督もいたし、もうヘドが出そうな人もいたし。コーチ言うたらもう、上の顔色ばっかり見て、下に厳しく。そんなんがゴジョゴジョおるし。だから僕なんか、うまく(若くして)辞めんと済んだんは、中西太さんというね、名伯楽のコーチが来てくれて(85~90年に近鉄在籍)。『お~い!』言うてマンツーマンでやってくれたおかげで、飯が食えたわけやから」。

 金村氏は近鉄時代(82~94年)に関口清治さん、岡本伊三美さん、仰木さん、鈴木啓示氏、中日時代(95、96年)に高木守道さん、星野さん、西武時代(97~99年)に東尾修氏の7監督のもとでプレーしている(中日時代の95年は高木監督の休養後、徳武定祐さんと島野育夫さんが監督代行として指揮しているので、両者を含むと9監督になる)。

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