俳優の梅沢富美男が7日放送のNHK総合「時空鉄道 ~あの頃に途中下車~」(午後6時)に出演。俳優になった意外ないきさつを明かした。

 同番組は鉄道沿線の驚きの過去をアーカイブ映像で振り返り、芸能人が秘話を明かす内容。この日はJR京浜東北線の沿線を特集した。

 JR東十条駅付近の大衆演劇の常設劇場「篠原演芸場」を紹介した。「きれいになったね、立派になったじゃん」と梅沢は絶叫。同演芸場を中心に兄の武生さんと一緒に全国を巡っており、20代半ばで女形に挑戦。妖艶(ようえん)な美しさが評判となり、歌舞伎界を代表する女形にちなみ「下町の玉三郎」として注目された。梅沢目当てに同演芸場にファンがつめかけたという。本人は「300年に一人の役者ですから」と語る一幕も。

 その後、番組ではJR上野駅近くにあったレストラン「上野聚楽台」を紹介。梅沢も中2で上京し、ハンバーグステーキライスを兄に食べさせてもらったという。すると浅草の劇場で出演していた兄から役者が急病で不在となり、舞台に急きょ出演させられたという。

 「そのとき思いました。

一人の役者が150人くらいのお客さんを沸かせるなんて、すごい職業だなと。もう高校に行くことを忘れて役者になった」と現在につながる第一歩を明かした。「その聚楽のハンバーグがなかったら、梅沢富美男は生まれなかったですね」と思い出の味を振り返っていた。

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