◆米大リーグ パイレーツ―ドジャース(10日、米ペンシルベニア州ピッツバーグ=PNCパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が9日(日本時間10日)、敵地・パイレーツ戦に「1番・投手」でスタメン出場し、3試合ぶりの本塁打となる12号を放った。登板日の本塁打「二刀流弾」は今季3本目となった。

3点を追う9回1死一塁の5打席目に左腕のソトから中堅へ1点差に迫る2ランを放った。

 しっかりとアーチを描いた。両軍無得点、3回2死一塁の2打席目では、幻の12号もあった。フルカウントから先発右腕・ジョーンズの99・4マイル(約160・0キロ)に反応。逆方向に飛距離375フィート(約114メートル)でうまくはじき返し、左翼席へ一直線だったが、左翼手のレイノルズが手を目いっぱいに伸ばしてホームランキャッチで左飛となった。データサイト「Baseball Savant」によると、30球団の本拠地球場のうちドジャースタジアムなど25球場で本塁打だった当たりだったが、好捕に阻まれ、敵地は騒然となった。ガックリとなる当たりだったが、”打ち直し”で正真正銘の12号となった。

 得意の6月に入り、打撃の調子は確実に上向いている。この日を含めた直近12試合のうち11試合で安打を放ち、6月は6日(同7日)の本拠地・エンゼルス戦に続いて2発目。前回登板の3日(同4日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦後には「打ってる球も決して甘いところではないので、その結果ホームランにはなっていないですけど、でもいい振り方はしてるので、間に抜けるような打球っていうのが多めになってるのかなと思います」と自己分析していた。本塁打の量産態勢も目前となっている。

 本塁打のペースは例年よりも遅く、チームの68試合目での12号は、28・6発ペース。

昨季の55本には遠く及ばないペースだが、調子が上向いた際には一気に本塁打を量産する傾向にあり、量産態勢に突入することも待ち望まれている。

 投げては7回途中6安打4失点(自責3)で7勝目の権利を持って降板したが、8回にリリーフが逆転されたため勝敗はつかず、防御率が1・06となった。

編集部おすすめ