第108回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕・甲子園)の出場49校を決める地方大会が13日、全国のトップを切って沖縄で開幕した。沖縄セルラースタジアム那覇では開会式が行われ、涼しい曇り空の下、選手たちが堂々と行進した。

 昨夏の甲子園を制した沖縄尚学は、優勝投手になったサウスポーの末吉良丞投手(3年)が背番号10、昨夏は2番手だった右腕・新垣有絃(ゆいと)投手(3年)がエースナンバーを背負い、ラストサマーに臨む。

 比嘉公也監督は末吉の現状に「4月以降、ちょっと肘のコンディション不良が続いた。7月にならないと多分、投げられないと思う」と説明。「その間ずっと投げていたのが新垣なので、必然的に」と右腕に背番号1を託した理由を明かした。

 開会式を終えた末吉は「コンディション不良もあって、当然の結果だなとは思ってます。自分的には『行け』と言われれば、いつでも行く準備はしているんで」と現状を説明。2日前から打撃練習を再開し、「当たれば飛びます」とDHでも貢献したいとの意向だ。

 「まずは全員で、目の前の一戦一戦をしっかり勝ち切って、最終的にまずは甲子園出場を目指してやっていきたいと思います」と勝負の夏に気合をにじませた。(加藤 弘士)

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