◆第108回全国高校野球西東京大会▽準決勝 創価7―4日大三(24日・神宮)

 夏2度、春1度の全国制覇実績を持ち、昨夏の甲子園で準優勝した日大三が、準決勝で敗れた。部内の不祥事で春季大会を辞退し、今夏はノーシードからの連覇を狙ったが届かなかった。

試合後、ナインは人目をはばからず涙した。

 相手は同じくノーシードながら、第1シードの国士舘を破るなど実力十分の創価。初回に1点ずつを取り合い互角のスタートを切ったが、日大三は3回に4安打を集中され2点を失った。主導権を握られると、7回には1~4番に4連打を許すなどして一挙4失点。打線は9回にプロ注目スラッガー田中諒主将の適時二塁打などで3点を返したが、2年連続21度目の出場はかなわなかった。

 日大三は2月に部員のSNS不適切利用で3か月の対外試合禁止処分を受け、春季大会の出場を辞退。今夏はノーシードから勝ち進んできた。準々決勝の東海大菅生戦では9回2死から逆転3ランで劇的な勝利。勢いに乗って準決勝に臨んだが、実力校・創価の壁に阻まれた。

 6点を追う9回、2点を返してなお2死一、二塁で左翼へ適時打を放った田中は「負けてはしまったが、最後まであきらめないで何とか食らいついてできた。それも本当に仲間のおかげ」と感謝した。SNSの不適切使用で2か月間の活動休止期間があたったことについては「毎日バットを振っていた。

自分が打てないのは2か月間のせいじゃない、その2か月間が終わってから今日までやってきて練習の意識が低かった」と言い訳にしなかった。今後について、プロでも捕手にこだわるか問われると「(プロでは)任されたポジションでやりたい」とコメントした。

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