◆第108回全国高校野球選手権広島大会▽準決勝 広島商9-4広陵(26日・マツダスタジアム)

 第3シードの広陵がノーシードの広島商に敗れ、4年連続27度目の優勝を逃した。

 広陵は昨年1月に起きた部内暴力問題をきっかけに、昨夏の甲子園大会は1回戦勝利後に出場辞退。

中井哲之前監督が8月に監督を退任し、今年6月には同校の理事と参与職も退いた。昨秋から指揮を執る松本健吾監督の下、再出発を切ったが、春に続き夏の甲子園出場もかなわなかった。

 0―2の2回に2点を奪い返して追いつき、3回に三塁打を含む3安打を集めて2得点で逆転した。ところが4回無死一、三塁で7番・谷浦和馬に逆転の3ランを許した。継投しても勢いは止められず、打者9人の猛攻を受け一挙5点を失った。打線は中盤の好機を生かせず、その後も2点を失い、広島商に押し切られた。

 新チームは、その後にセンバツ出場を果たした崇徳を破って昨秋の広島大会を制覇。中国大会に進出したが、初戦で高川学院(山口)に敗れてセンバツ切符を逃した。

 今夏は準々決勝で9回2死から崇徳を逆転する粘りを発揮。夏4連覇へ執念を見せたが、準決勝で古豪・広島商の壁に阻まれた。

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