◆米大リーグ ブルージェイズ5―3レッドソックス(11日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は「1番・DH」で先発し、2点を追う9回に左越二塁打を放つなど5打数1安打2三振で、打率は2割6分9厘となった。3回無死一、二塁で迎えた第2打席は遊ゴロで併殺を逃れ、三進した走者が続くラファエラの中犠飛で本塁生還し、先制機に絡んだ。

9回1死の最終打席は5番手ミルズの97マイルの外角高めシンカーを逆方向に運ぶ二塁打を放ったが、後続は凡退。チームは6月14日~18日以来となる4連敗となった。

 第5打席の二塁打には「フロントドア気味のボール。コースに逆らわず打てたと思います」と納得の表情だった吉田だが、球界を代表する右腕シースには3打数無安打と抑えられた。過去の対戦成績は11打席3安打も「今年はまだ打てていない」と吉田。その特徴を問われ、「いい具合に荒れるといいますか。フォアボールも出すけれど、(奪)三振能力も高いですし、球威がある。スライダー、チェンジアップを織り交ぜながら、真っすぐで仕留めたり、バリエーションが結構ありますんで。真っすぐを通したいところで、変化球が来たりだとか、そういう崩し方もある」と振り返った。

 7月に15連勝、8月に掛けて9連勝と勢いづいたチームが、急停止の4連敗。トレーシー暫定監督は「これまで接戦をモノにしてきたが、細かい要素が勝敗を左右する。野球ではそういうことも起こるし、6週間も好調で居続けることは無理な話。

今はただ我慢して乗り越えるしかない」と正念場を強調。トレード期限で獲得したラッチマンが左手首の負傷から戦列復帰し、先発マスクを被るなど、好材料もあった。吉田は打撃の調子が上がってきたところで、風邪に似た体調不良でリズムを崩しているが、「そこは皆一緒で戦っているので、しっかり体調管理をして引き続きここからやっていきたい」と言い訳はせず、前を向いた。

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