◆第108回全国高校野球選手権大会第11日 ▽3回戦 天理6―3高川学園(15日・甲子園

 高川学園(山口)は1点を追う6回2死一、二塁、高いバウンドの一ゴロはヘッドスライディングも及ばず一塁アウト。際どいタイミングだったためビデオ検証を申し出たが、要求が遅くなり受け入れられなかった。

 「局面が変わる大きな場面だったんですけど、ベンチサイドの判断が遅れたので受け入れてもらえなかった。我々の勉強不足なので、もっと素早く判断をして、検証をしてもらうべきだったかな。ベンチの責任だと思います」と松本祐一郎監督。「検証までの時間は言われていないんですけど、際どいプレーで選手に聞くのがちょっと時間がかかってしまった」と、一瞬のためらいがあったことを後悔した。

 今大会から甲子園で初めて導入されたビデオ検証で、リクエストが受け入れられなかったのは初めて。プロ野球では2回失敗するまで使えるが、高校野球では延長に入るまで1回(成功すれば2回)のため、素早い判断がより難しくなる。尾崎泰輔・大会審判副委員長は「(守備側の)天理高校の方が三塁、レフトの線を越えて下がっていた」と速やかな要求でなかったと説明した。

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