◆第62回札幌記念・G2(8月16日、札幌競馬場・芝2000メートル、良)

 サマー2000シリーズ第4戦が16頭で争われ、2番人気のアドマイヤテラ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父レイデオロ)は9着に終わった。3月の阪神大賞典以来となる重賞3勝目はならなかった。

 前走の天皇賞・春3着から復帰初戦を迎えた5歳馬。24年阿寒湖特別(2着)以来の札幌だった。凱旋門賞・G1(10月4日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)へ最高の始動戦としたかったが、勝利には届かなかった。

 勝ったのは3番人気のシェイクユアハート(古川吉洋騎手)で勝ち時計の1分58秒2は、08年札幌記念タスカータソルテの1分58秒6を上回るコースレコード。5番人気のサクラファレル(佐々木大輔騎手)が2着、10番人気のレディネス(横山典弘騎手)が3着だった。

 坂井瑠星騎手(アドマイヤテラ=9着)「ためても伸びるタイプじゃないので、ペースが緩んだところで上がっていきました。4コーナーで余力がなくなっていました。距離はもう少しあった方がいいですね」

 友道調教師「『2000メートルのペースが全く合っていなかったから動かした』とジョッキーが行っていました。自分のリズムではなかったですね。予定通り凱旋門賞だと思います」

 岩田康誠騎手(ホウオウビスケッツ=10着)「やりたい競馬はできた。1、2コーナーですごくリズム良く走れていたけど、ペースを落としたところで(他馬に)来られてしまった。レースだから仕方ない」

 酒井学騎手(ゼンダンハヤブサ=11着)「スタートは窮屈になったけど、焦らずあの位置になりました。

道中もいいなと思ったし、一緒にポジションを上げていけました。ただ、斤量の分スッとついていけなかった。いきなり6キロ上がるのは厳しいですね。最後は盛り返したし、感触はいいですよ。G3ならやれると思います」

 大野拓弥騎手(アラタ=12着)「時計が速くなって、この馬の持ち味が出せませんでした」

 黛弘人騎手(ピンクジン=13着)「今日は格上挑戦でしたし、この馬の競馬はできました。自己条件ならやれる馬です」

 吉田隼人騎手(イガッチ=14着)「いい枠が引けましたが、内が掘れていたぶん前半ついていって苦しくなりました。前にいったレディネスが頑張っているので、ああいう競馬をしたいと思っていましたが…。ただ、初めて乗ったけどまだ緩くて、これから良くなりそうです」

 横山琉人騎手(オニャンコポン=15着)「指示はなかったですが、気が入っていたし(馬と)ケンカしてもと思ったので、前、前の競馬をしました。ゲートも出てくれましたし。向こう正面でまくられて息が入らず、展開が厳しかったですね。函館記念よりハミの取り方は良化していました」

 横山武史騎手(エコロヴァルツ=16着)「喉は大丈夫でした。返し馬の雰囲気も悪くなかったけど、いざスタートしたら押しても促しても、ウンともスンとも言いませんでした。

中山記念はそんなことはなかったですが…。左前の歩様が気になったし、何ともなければいいのですが」

編集部おすすめ