◆第108回全国高校野球選手権大会第13日 ▽準々決勝 横浜6―0花巻東(18日・甲子園

 2年連続22度目出場の横浜(神奈川)は花巻東(岩手)に勝利して、2008年以来18年ぶりの4強入りを決めた。

 先発した最速157キロを誇る今秋ドラフト1位候補右腕・織田翔希(3年)は、自身が日南学園との2回戦でマークした甲子園歴代最速に並ぶ156キロを7度マークするなど、7安打10奪三振完封の圧巻投球を披露。

打線も初回に捕逸で1点をもらうと、4、5回と複数得点でリードを広げ、横浜を5度の全国制覇に導き、17日に死去した元監督の渡辺元智さんにささげる白星を挙げた。

 村田浩明監督は試合後、号泣しながら取材に応じた。訃報を受けて「すごくショックだった。相当なプレッシャーもあったが、選手たちが一生懸命やってくれたのがすごくうれしいです」と明かし、「天国の監督さんに優勝を届けられるように頑張りたい」と大粒の涙を流しながら話した。涙で声を詰まらせ「ごめんなさい、本当にすみません」とも口にした。

 横浜ナインは前日17日に渡辺さんの訃報に接し、同校野球部は「渡辺さんが見守っていただけていると思いますので全力で戦います」などとコメントを発表。この日の試合前には村田監督が「監督さんは今日、甲子園の空から絶対に見守ってくれていると思う。変わらずにしっかりやれっていうメッセージをくれているような気がしますので、変わらずに目の前の一戦をしっかり戦いたいなと思います」と必勝を誓っていた。

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