◆米大リーグ ロッキーズ―ドジャース(19日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャース・佐々木朗希投手(24)が19日(日本時間20日)、敵地・ロッキーズ戦で先発し、初回は最速100・3マイル(約161・4キロ)をマークするなど無失点の好発進を切った。

 2連勝中のドジャース。

1回表は、先頭の大谷翔平投手(32)が、ロッキーズ先発左腕・フリーランドの初球に反応したが二ゴロに倒れ、3者凡退に終わった。先頭のマッカーシーは4球連続変化球で空振り三振。2番のモニアクに対しても4球目まで変化球で初球から8球連続変化球という珍しい立ち上がりになったが、初めて投げた100・3マイル(約161・4キロ)の直球を右中間にはじき返されて二塁打を許した。その後キャリッグをフルカウントからスプリットで空振り三振を奪い、4番のラムフィールドは遊ゴロに打ち取って無失点発進となった。

 この日試合が行われているコロラド州デンバーのクアーズフィールドは、標高約1600メートルに位置し、高地で気圧が低いことから他球場より10%ほど打球が伸びるとされる「打者天国」。投手にとってはやっかいな球場だ。朗希は今年4月19日(同20日)に同球場で登板して5回途中7安打3失点。試合後には「環境について何か思うことはないです」と話していたが、今回は高地対策として体調管理を優先し、メジャーでは珍しくチームとは離れてロサンゼルスに残留した。敵地でのロッキーズ3連戦1、2戦目は試合前のチーム練習には姿を見せずに調整してきた。

 今季、前半戦は制球面を中心に苦しんできた朗希だが、7月以降は試合前の時点で7登板で2勝無敗。7月17日(同18日)の敵地・ヤンキース戦ではメジャー移籍後最速となる101・8マイル(約163・8キロ)をマークするなど球速も戻ってきた。前回登板の13日(同14日)、本拠地・ブルワーズ戦では、6回で5四球。

久々に制球に苦しんだが、4安打2失点と踏ん張って、勝敗はつかなかずとも先発投手としての役割を果たした。それでも試合後にはフォームのズレが原因で納得の投球とはならず、三振も今季最少の2だったことから「試合全体通して直球も全ての球種をなかなか思うように投げられなかったので、それが三振も少なかったですし、今日の悪いところが出たと思う」と反省を口にしていた。

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