偉大な兄の背中を追って、懸命にトレーニングに励んでいる。ディープボンドの半弟サトノアニマ(牡2歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父キタサンブラック)は、9月13日の中山5R・芝1800メートルに川田将雅騎手の手綱でデビュー予定。

初戦へ速い時計はまだ少ないが、プール調教を併用し、しっかりとシェイプアップしてきた。鹿戸調教師は「1週前はまだ余裕があったけど、週末(6日)に坂路でやってだいぶ良くなってきたよ」と納得の表情を浮かべる。

 兄は天皇賞・春で3年連続2着に入り、仏G2・フォワ賞など国内外で重賞を4勝。息の長い活躍と、追われてしぶといレーススタイルで人気を集めた。トレーナーは「まだ子供だから何とも言えないけど」と前置きしながら「素直ないい子だし、ゲートもおとなしい。トビの大きい馬だから、長くいい脚を使うイメージ。長めの距離が合っているんじゃないかな」と血統通りの長距離適性を見込んでいる。

 「お兄さんくらいになってくれればいいね」と指揮官が期待する素材。ファンの記憶に残る活躍へ、まずは兄が3着に敗れた新馬戦を制する。(角田 晨)

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