アドマイヤムーンが天国へ旅立った。3歳秋は菊花賞には向かわず、札幌記念Vから天皇賞、香港遠征へ。

セントライト記念は選択肢にはなく、06年のこのレースを勝ったのはトーセンシャナオー。復活を期待されて1番人気だったフサイチジャンクは復活ならず、のちのグランプリホース、マツリダゴッホ(3番人気)は4角で落馬、競走中止。仮に、日本ダービーで3番人気だったアドマイヤムーンがセントライト記念に臨んだら、好勝負だっただろう。

 日本ダービーからセントライト記念に臨んだ馬の成績は【5・6・5・18】(以降もデータは過去10年、一部除く)だが、競馬の祭典で1~5番人気の馬は【3・3・1・0】。ゴーイントゥスカイは3番人気で4着。3着のバステールは11番人気だったことがネック(10番人気以下【0・0・2・14】)となるぶん、4着馬の方を上にとる。コントレイル産駒はデビュー以降芝2200メートルで【6・5・0・10】と連対率52・4%と抜群の成績。今回3頭が出走するが、このデータはゴーイントゥスカイの後押しとなる。武豊のセントライト記念初制覇の可能性は十分だ。

 前走ラジオNIKKEI賞組も【3・1・1・10】で好成績で、今年は1着のサノノグレーターが参戦。過去10年で優勝馬は2頭が出走して〈2〉《1》着。過去10年では前走日本ダービーかラジオNIKKEI賞の毎年いずれかが3着以内に入っており、対抗格としては資質十分。

 ただ、配当面を考えると、サヴォアフェールを絡めたい。前走1、2勝クラスから馬券圏内をにぎわせた馬の共通点は前走で上がり最速をマークしていた。1勝クラス、2勝クラス連勝中だが、過去10年で同様に1、2勝クラスを連勝(3連勝を含む)で臨んだ馬は5頭いてレイエンダ(18年)ソーヴァリアント(21年)が2着。ヒモ穴候補に挙げたい。

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