パ・リーグ オリックス―西武(10日・ほっともっと)

 時折降り注ぐ雨の中で、西武・蛭間拓哉外野手が水を得た魚のように躍動した。初回に1点を先取され迎えた2回無死一、二塁。

相手先発・高島の直球を捉えた打球は、中前適時打となった。「センター方向を意識してバットを振り抜いた。ランナーをかえすことができてよかった」。今季の対戦成績は、試合前時点で打率10割、5打数5安打。この日も試合序盤から相性の良さを見せつけた。

 「6番・左翼」で先発出場。3回2死の第2打席でも右前安打を放つなど、勢いは止まらない。高島から3番手・岩崎に代わった7回1死一塁でも左前安打を放ち、5打数3安打1打点で今季4度目の猛打賞をマーク。全てオリックス戦と、チームとの相性の良さは折り紙付きだ。

 それでも「自分はいつスタメンを外れるかも分からないですし、本当に1日1日必死なので、これからも食らいついていきたい」と危機感を口にした蛭間。プロ4年目の今季は、7月3日・オリックス戦(ほっともっと)で1軍に初合流。そのまま「8番・左翼」で先発出場し、5打数3安打1打点と猛打賞の活躍を見せた。

その後8月27日にファーム再調整となったものの、再び9日の同戦(同)から1軍に再昇格した。自身も「打席の足が合う。見え方も含め、見やすいのかもしれない」と好印象を持つ“始まりの地”から再加速する。

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