◆京滋大学野球秋季リーグ戦 ▽第2節2回戦 びわこ成蹊スポーツ大9―8京都先端科学大(9月10日・佛教大園部グラウンド)
びわこ成蹊スポーツ大の最速149キロ右腕・行武幸晟(ゆくたけ・こうせい、3年=広陵)が好リリーフで開幕4連勝に貢献。勝ち点2として、来秋のドラフト候補に名乗りを上げた。
一時7点リードから反撃を許し、1点リードの8回2死二、三塁から4番手で登板。申告敬遠の満塁から三振斬りでピンチをしのぐと、9回も無失点で最後を締めた。
「追い上げられて、緊迫した場面でしたが、幸せを感じて投げることができました」と行武。気迫あふれる投球で相手打線を抑え込んだ。「(相手は)ヒットが出ると、どんどん後ろにつないでくるのが分かっていた。気持ちで負けずに(直球を)押し込むことができた」と胸を張った。
高校時代は、2年秋の明治神宮大会と、3年春の県大会でベンチ入りしただけ。「(高校時代は気持ちが)弱くてストライクが入るか不安を抱えながら投げていました」。それでも大学進学後、ダイエー(ソフトバンク)、ロッテでプレーした山田秋親監督(47)の指導で投球フォームを修正すると、素質が開花。「球速が出るようになって自信になりました」。高校時代の最速は141キロだが、入学直後に146キロをマークした。
「高校時代は情報がなかった。
指揮官は「(行武は)3年春に先発もさせたし、来年は軸になって投げてもらわないと困る存在です」と高く評価している。
1学年上には小松勇輝(龍谷大平安)、小島一哲(近江)の両右腕が、プロ志望届を提出し、同校初のプロ入りを目指している。行武は「(2人と自分とは)タイプは違いますが、ストイックに練習をする姿を見て、自分もまだまだだなと思っています」。憧れの先輩を生きた手本に、練習に励んでいる。「(卒業後は)最初は社会人でプレーしたいと思っていましたが、あわよくば、プロ(野球)で、という思いもあります」と夢を語った。










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