大相撲秋場所初日(13日、東京・両国国技館)

 新関脇・藤ノ川(伊勢ノ海)は、過去5度戦全敗だった西前頭2枚目・義ノ富士(伊勢ケ浜)を初めて破り、白星発進した。

 藤ノ川は、右ですくって体を入れ替えると一気に土俵際に追い詰めた。

だが、義ノ富士の小手投げに崩された。それでも土俵際で粘り、最後は寄り切り。天敵から初白星をつかみ取り、「勝てて良かった。あのすくい(投げ)があったから、最後寄り切ることができた。いつまでも苦手とは言っていられない。そこで勝てないと2ケタは勝てない」と喜びをかみ締めた。

 京都府出身では198年ぶりに新関脇となった今場所。「土俵入りの歓声が増えたと思いました」と、昇進を実感している。初優勝に向け、ひとつ壁を越えた21歳が秋場所を突き進む。(今井 隆太郎)

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