◆第80回セントライト記念・G2(9月13日、中山競馬場・芝2200メートル、稍重)=3着馬までに菊花賞の優先出走権

 菊花賞(10月25日、京都)トライアルの第80回セントライト記念は12番人気のジャスティンシカゴ(原)が初タイトル奪取。春の実績馬を撃破し、ラスト3冠目へ向かう。

 春の雪辱を果たした。ジャスティンシカゴは4角3番手から直線に向くと、原の豪快なアクションに応えて加速、追い上げる後続を1馬身差で振り切った。初タッグだった前々走のプリンシパルSは2着。日本ダービー出走に半馬身差届かなかったが、3戦連続騎乗で菊花賞トライアルを制し、「自己条件(前走の1勝クラス)でチャンスをいただいて勝てたことが今回につながった。乗せていただいた関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです」と26歳の笑顔が弾けた。

 単勝12番人気の低評価だったが、勝利への道筋は見えていた。宮田調教師は「最終追い切りをやってさらに上がった感じがあり、状態的にはかなり自信がありました。最後開いたところをグイッと伸びてくれたのは成長の証しです」と、重賞ホース4頭を含む人気馬を撃破したスワーヴリチャード産駒をたたえた。

 次は3冠最終戦。原が「すごく心肺機能が高い」とうなずけば、トレーナーも「相手は2冠馬(ロブチェン)でさらに強くなるけど、胸を張って行ける」と期待は膨らむ。「これだけ上手に乗ってくれたので、もちろん原でいきます」とコンビ継続を明言し、淀の大舞台へ堂々乗り込む。(高野 真之介)

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