◆米大リーグ マーリンズ6X―4ドジャース(13日、米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 ドジャースのJ・デパウラ外野手(21)が13日(日本時間14日)、敵地・マーリンズ戦に「6番・左翼」で先発出場。メジャー初安打を衝撃の初本塁打でマークした。

 0―0の3回無死一、二塁だった。右腕ペレスの6球目、内角98マイル(約157・7キロ)直球を完璧に捉えた。打球速度108・2マイル(約174・1キロ)、角度39度、飛距離416フィート(約126・8メートル)で右翼5階席へ。3試合、10打席目で待望の一撃が生まれた金の卵。打った瞬間、スタンドインを確信し、一塁ベンチに向かって何度も胸をたたいて喜びを表した。球場内が騒然とする特大の1号先制3ランだった。

 試合後のクラブハウスで取材に応じ「絶対に忘れない。最高だった。あの瞬間、ここに両親がいてくれたことを知っていたし、チームのために何とかつないでいこうと思っていた。それがああいう結果になった。本当に最高だった」と振り返った。バットフリップについては「あんなことをするとは思っていなかった」と苦笑い。

「ただ自然に出てきたんだと思う」と明かし、何か発していた言葉に関しては「テレビで言っていいか分からない(笑)」と初々しく笑った。

 右上腕二頭筋の炎症で負傷者リスト(IL)入りした大谷翔平投手(32)の代役として11日(同12日)にメジャー初昇格したド軍の球団NO1プロスペクト。3Aを経ずに2Aから“飛び級”でメジャー昇格を果たした野手は14年以降では球団初のことだった。今季2Aでは124試合に出場し、打率3割3厘、27本塁打、31盗塁の好成績を残していた。

 マイナーとメジャーの違いを聞かれると「基本的には同じ野球だと思う。ただ、周りにいる人たちが違うだけ。でも、予想していなかったのはこのチームがこんなに最高のチームだったこと。選手みんなが僕を受け入れてくれて、ここに来たときも温かく迎えてくれた。僕が自然体でいられるようにしてくれて、より良い状態でプレーできるようにしてくれている。それが一番だね」と笑顔。今後に向けて「自分らしく続けるだけ。最初の2日間にも言ったけど、僕は自分の打席が好きだった。

結果は出なかったけど、自分では結果はすぐに出ると思っていた。だから自分のアプローチを変えずに続ければいいと思っている。良いことは起きてくる」と力強かった。

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