態勢を整えた大器が、満を持してベールを脱ぐ。24年のセレクトセール当歳で4億1000万円の高値がついたジーティーギャング(牡2歳、栗東・福永祐一厩舎、父キタサンブラック)が、10月4日の京都・芝2000メートルで初陣に臨む。

阪神でのデビュー予定を延期してここへ。福永調教師は「2週延ばして乗り込んだので、動けると思う」と手応えを示す。

 躍動感あるフォームが素質を感じさせる。24日は栗東・CWコースでロングトールサリー(3歳1勝クラス)を5馬身先行。しまい重点で5ハロン70秒8―11秒3をマークし、きっちりと併入した。「本数をやっているので、強い調教をするより、動きの質をどれだけ高められるかが大事」とトレーナーは意図を説明。「余裕がある中で(ラスト)11秒台前半だった」と納得の内容だ。

 母セリエンホルデは独オークス馬。半兄のシュネルマイスターは21年のNHKマイルCを制すなど主に1600メートルで活躍した。距離の融通は利きそうで、「操作性が高くて、乗りやすいからね。能力があるのは間違いない」と指揮官。開幕週の淀で存分に暴れる。

(山本 理貴)

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