中日の井上一樹監督(55)が30日、今季限りでの辞任表明から一夜明け、吹っ切れたような笑顔で選手と言葉を交わした。バンテリンDで全体練習を見守った。

報道陣には「しんみりするなよ」と言葉を向け、「残り2試合、勝って終わりたい」と、1日の試合に向けて広島へ乗り込んだ。

 今季最終戦の3日のヤクルト戦(神宮)は、高橋宏が先発する。エース右腕は「監督が指揮を執る最後の試合。全力で(勝ちを)取りにいく」と誓った。突然の辞任発表に、選手は驚きと動揺を隠せない様子。24年ドラフトで4球団競合の末、指揮官が交渉権を引き当てた金丸は「びっくりした」と言葉を失った。

 後任には球団OBで侍ジャパン前監督の井端弘和氏(51)のほか、巨人で2軍監督も務め、現在はオイシックスCBOの桑田真澄氏(58)らが候補に挙がる。この日、朝田球団本部長らは球場に姿を現さなかった。前日29日には加藤球団社長が「議論しているところ」と語っていた。今後、本格的に人選を進めていく。

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