◆JERAセ・リーグ 広島―阪神(3日・マツダスタジアム)

 球団初のセ・リーグ連覇に王手をかけ、敵地で広島との戦いに臨む阪神。試合中から、大阪の繁華街ミナミでは厳戒態勢が敷かれた。

気持ちの高ぶったファンが飛びこむことで有名な戎橋では、ダイブを防止するために目隠しのシートが貼られ、警察官が並び始めた。

 この日は土曜日ということもあり、道頓堀は観光客ら多くの人でにぎわいをみせた 。阪神が優勝した場合には多くのファンも集まり混乱することが予想される。

 3回、佐藤輝明の勝ち越し3ランの際には、戎橋で飛び跳ねて喜ぶ虎党の姿もあった。しかしその後広島に追いつかれ試合は振り出しに。6回を終え4-4となっているこの試合に勝つか引き分けで、球団初のリーグ連覇が決まる。

 23年に阪神が18年ぶりのリーグ優勝を決めた際は、グリコの看板で有名な戎橋から川に飛び込む“道頓堀ダイブ”や事故を防ぐため、大阪府警は大阪市のミナミを中心に約1300人を投入。試合前から超厳戒態勢が敷かれたが、警備の隙を狙ってダイブする人が相次いだ。

 03年の優勝時は約5300人が飛び込み、24歳の会社員が死亡する悲劇もあった。05年V時は、大阪市が防止壁を設置したが、それでも55人がダイブした。大阪の吉村洋文府知事はこの日朝、X(旧ツイッター)で「ダイブを防げ」と題した投稿で「道頓堀は飛び込む川ではありません」と虎党に呼びかけた。

編集部おすすめ