10月4日の東京3R・2歳新馬(ダート1600メートル=16頭立て)は、4番人気のヴェントセラーレ(牡、美浦・嘉藤貴行厩舎、父ルヴァンスレーヴ)が豪快な差し切りでデビューVを決めた。勝ち時計は1分39秒9(良)。

 スケールの大きな走りでライバルをのみ込んだ。スタートは出遅れて最後方。直線に入ってもまだ後方の位置取りだったが、大外に持ち出すと1頭だけ違う脚いろで4馬身突き抜けた。津村明秀騎手は「ゲートも出なかったですし、後方からリズム良く4角を迎えたときに、もしかしたら差し切れるかもと思ったのですが、一気にのみ込んでくれましたね」と、想像以上の末脚に驚いた様子。

 能力の高さを示したが、課題もはっきりとした形に。鞍上は「返し馬から乗り難しいと思いました。抜け出した後も遊びながら走っていましたし、心も体も伸びしろがある感じです」と成長の余地を多分に残していると評価。嘉藤調教師も「いかにもルヴァンスレーヴという感じですし、母父もオルフェーヴルなので(今後も)ダートだと思います。メンタルをうまく育てられるように頑張ります」と話した。

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