今村聖奈騎手=栗東・寺島良厩舎=とのコンビでオークスを制したジュウリョクピエロ(牝3歳、栗東・寺島良厩舎、父オルフェーヴル)が調整遅れのため、秋華賞・G1(10月18日、京都競馬場・芝2000メートル)を回避することが10月4日、分かった。管理する寺島調教師が明かした。

 今秋は引き続き今村騎手の手綱で秋華賞からエリザベス女王杯・G1(11月15日、京都競馬場・芝2200メートル)のローテで臨み、状態次第で有馬記念・G1(12月27日、中山競馬場・芝2500メートル)を視野に入れるプランが決まっていたが、一度立て直すことになった。

 ジュウリョクピエロは昨年9月の阪神・ダート1800メートルでデビューⅤを飾ったが、続くJBC2歳優駿、ポインセチア賞でともに7着に敗れたため4戦目以降は芝に転向。今年1月の京都で1勝クラスを快勝すると、忘れな草賞で2連勝目。そのままの勢いで挑んだオークスでは、最後の直線で馬群を縫うように上がってくると、上がり3ハロンは33秒1の末脚でゴール前の接戦を制した。今村騎手にとっては、JRA所属の女性騎手で初のG1制覇の偉業となった。

 寺島調教師「週中に便秘で、2週前追い切りが出来なかったので。ぶっつけで行くという選択肢を取ったからには、やっぱり順調に行かないとさすがにG1ではきついかなと。エリ女を目標に変えます。騎手は聖奈で。今日から坂路で乗っています。おとといまで便秘の治療はしていたんですけど、もうそこは大丈夫。思ったより長引かずにすみました。

(秋華賞より)エリ女の方に重きを置きたかったので。秋華賞に登録してしまうと、やっぱり(調教で)動くのは動くと思うので。後ろ髪を引かれてやっぱり行こうかなとなってしまっても良くないですからね。条件的にも、京都の内回りはなかなか難しいところがあるので、そういうのも色々総合的に勘案して、ここはちょっと1回引いてという感じですね。(有馬記念は)エリ女の結果次第というところですね。まずそこがちゃんと使えてからの話になると思います」

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