10月4日の第61回京都大賞典・G2(京都、芝2400メートル)を、エコロディノスでJRA重賞初勝利を飾った田口貫太騎手=栗東・大橋勇樹厩舎=の父である笠松競馬の田口輝彦調教師が、祝福のメッセージを寄せた。

 笠松の自宅で観戦していた父は「喉鳴りと聞いていたけど、馬場の味方もあったと思います。

(2番手で迎えた)4コーナーではちょっと足りないかと思ったけど、残り200メートルで踏ん張って走っていたので、『頑張れ!』と応援していました。地方では勝っていたけど、JRAでは重賞初勝利。本当にうれしそうでした。素直に『おめでとう』と伝えたいです。よかったです」と喜んでいた。

 父は笠松所属の元ジョッキー。母の田口広美(旧姓・中島)さんも元ジョッキーで、笠松所属で120勝を挙げた。息子の重賞勝利の瞬間は自宅にはいなかったという。父の田口輝調教師は「そのとき買い物に行っていたんですよ。重賞を勝ったことを知ったら、大喜びすると思いますよ」と帰宅を心待ちにしていた。

 「貫太」という名前の由来はアニメの「一発貫太くん」から。田口輝調教師は「私が好きだったアニメです。

『巨人の星』のようなスポーツ根性ものではなく、アットホームなほのぼのしたアニメです。その主人公が『貫太くん』で、明るく元気なキャラクターでした。うちの息子も元気で明るい子ですよ」と振り返る。

 デビュー4年目の田口騎手は地元の笠松ではこれまで21勝。昨年1月の淡雪賞(笠松・ダート1400メートル)で、父の管理するマリエッティを勝利に導いた。父は「親バカでこんなことを言ってはアレですが、やっぱりうまいんですよ。小さい頃から笠松競馬を見ていて、馬場のことなどをよく知っているから、ゴールを計ったように乗ってきます」と息子の騎手としての成長を喜ぶ。

 父が心待ちにするのはG1での活躍。田口輝師は「2400メートルのレースを勝ったということは、ジャパンCだったり、G1へ行くんですかね。乗せていただけるなら、応援に行きたいです」と大舞台での騎乗を楽しみにしていた。

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