◆みやざきフェニックス・リーグ 日本ハム―巨人(7日・アイビー)

 巨人・田中瑛斗投手(27)が1回2安打無失点、1奪三振1四球で調整登板を終えた。最速はシュートの149キロ。

「パチンパチン打たれましたけど、投げたい球は投げられた。(投球時に)引っかけたりする部分があったので、そこをあと数日で調整したい」と10日から始まるクライマックスシリーズ第1ステージ・DeNA戦(東京ドーム)を見据えた。

 5回から3番手で登場し、古巣・日本ハム打線と相対した。先頭・浜田に7球勝負の末に四球を与え、上川畑を左飛。1死一塁から1番・吉田に三塁線を破られる二塁打を浴びた。それでも野手の素早い連係プレーで本塁タッチアウト。失点は免れた。

 続く浅間にも右前打を許してピンチ拡大となったが、2死一、三塁から右打者の明瀬をスイーパー3連投で3球空振り三振に仕留めた。

 この日始まったフェニックスLに1軍から志願して参加。本拠・東京ドームでは社会人・鷺宮製作所との練習試合が一般非公開で行われているが、あえて宮崎での実戦を選んだ。

 公式戦に近い真剣勝負の舞台で、両チームのファンも詰めかける環境。「去年、感覚が良くない中でそのままCSに入ってしまった。

同じことをしないように、ゲームにしっかり入り込めるように宮崎を選んだ」と昨季とは異なる調整法を自ら選択した。

 移籍2年目の今季は2年連続60試合超えとなる61登板で42ホールド2セーブ、防御率1・52、3勝3敗でレギュラーシーズンを完走した。45ホールドポイントはリーグ1位。自身初タイトルとなる最優秀中継ぎ投手賞を手中に収めた。

 負ければ終戦のポストシーズンを前に収穫と課題を得た16球。得点圏に走者を背負った中での投球もでき「いろいろなシチュエーションで投げられたのはある意味よかった。打たれた安打もゴロヒットなので、そこも切り替えて」と残り3日での修正に目を向けた。

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