◆米大リーグ 地区シリーズ第3戦 パドレス4―3ブルワーズ(6日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 パドレスの松井裕樹投手(30)が、ブルワーズとの地区シリーズ第3戦、同点の5回2死満塁で3番手で登板し1イニングを1安打無失点に抑え、ポストシーズン初勝利。パドレスが負ければ終わりの試合に一矢を報い、対戦成績を1勝2敗とした。

 1点リードの8回から2日前に6回途中1失点のキングを投入して逃げきったが、キングは「オレは日曜日に監督に言ったんだ。第3戦でも4戦でも投げるとね。でも、ミラーの役割を担うとは思ってもいなかった」とテレビインタビューで打ち明けた。実は守護神のミラーがこの日、夫人の陣痛が始まったことで急遽、父親リスト入りで欠場になっていたのだった。

 5回に勝ち越しアーチを放っていたクロネンワースは「メイソン(ミラー)がいないときに、ブルペン陣が素晴らしい戦いをしてくれた」と喜ぶ。パドレスは1984年の優勝決定シリーズでカブス相手に2連敗から3連勝したことがある。マチャドも「その話は聞いている。その再現をやってみせる」と豪語している。

 5回先発ピベッタがピンチを招き、2番手のアダムが同点にされ、2死満塁のピンチで松井がマウンドに上がった。4番チュラングに対し、カウント1―2から低めのスライダーで遊ゴロに打ち取ると打球を見届けるとスタジアムから大歓声が巻き起こった。

 回またぎとなった6回先頭のイエリチを歩かせたが、続くミッチェルをスライダーで見逃し三振。右打者プラットに左前安打されるも、左打ちのフレリックを一ゴロに抑え、2死二、三塁で交代。

4番手ロドリゲスがオルティスを右飛に仕留め、松井は今ポストシーズン4試合で4回1/3を2安打1失点(自責点0)と防御率0・00をキープした。

 守護神ミラーが夫人の出産に立ち会うためにこの日、父親リスト入りでベンチに入っておらず、パドレスは第2戦6回途中1失点の好投を見せたキングを8回に起用する継投策で逃げきった。 

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