◆秋季高校野球東京都大会 ▽1回戦 帝京4x―3駿台学園=延長10回タイブレーク=(10日・駒沢)

 昨秋の覇者で2年連続のセンバツ出場を目指す帝京が、初戦で延長タイブレークの末に辛勝。来秋ドラフト候補の主将・目代龍之介中堅手(2年)が、同点の10回無死一、二塁でサヨナラ二塁打を放った。

 高校通算25本塁打の3番打者は「苦戦したけど、自分が引っ張っていきながら、慌てることなくできた。(体が)開き気味になっていたので、最後は逆方向を意識して打てた」。左中間に弾む打球を見ながら、雄たけびを上げた。

 新チームは主将4人制。目代は二塁の島末明弥、捕手の鈴木優吾、遊撃の木村成良(いずれも2年)と今春の甲子園経験者で重責を分け合う。「攻撃でも守備でもいろいろミスはあったけど、そこで(ムードが)下がると相手の流れになる。率先して声を出して、流れを変えようと思った。打席内容はよかった」。0―2の5回にも左中間に同点2点二塁打を放つなど5打数4安打3打点で主砲の役割を果たした。

 チームとしては1点リードの8回に投手、捕手のけん制悪送球が続いて追いつかれたが、10回2死一、二塁では左前打を処理した前原宏基(2年)が落ち着いた本塁送球で二塁走者を刺した。金田優哉監督(41)は「思った以上に硬かった。結局、目代頼みになった」と反省しきり。

「主将4人は分散してやろうと。まだしっくりはきていないけど、一戦ごとに強くなっていくのかな。秋はそういうチーム作り」と足元を見つめ直した。(雑誌『報知高校野球』取材班)

編集部おすすめ