◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦 ドジャース―ブルワーズ(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が14日(日本時間15日午前9時8分開始予定)、0勝2敗で迎えたナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦の本拠地・ブルワーズ戦のスタメンに「6番・指名打者」で名を連ねた。

 この日の試合前にロバーツ監督が会見し、6番起用を決断した理由については「翔平については、打線全体のバランスを最もよくするための判断。

左打者と右打者を適度に離して、相手が打線を攻略しにくくする狙いがある。翔平も全面的に理解してくれている。勝つために必要なことなら何でもやる、という姿勢だよ」と説明した。

 4番にはタッカーを据え、同じく不調のスミスは大谷の後の7番に置いた。指揮官は「カイル(タッカー)はキャリアを通じて、そして今季も、相手投手が左腕か右腕かを問わず対応できる打者。ウィル(スミス)については、打順を少し下げることで、いつも言っているように、違った見え方をさせたいということ。試合の流れに身を任せてもらいたい。打線が一巡して再び上位に戻る流れの中で、ウィルがあの位置にいることはプラスになる」ミギー(ロハス)をスタメンに入れられたこともうれしい。マックス(マンシー)を適切なタイミングで投入できる」と話した。

 大谷は、ポストシーズンはここまで全6試合に出場して20打数3安打の打率1割5分。本塁打を含めた長打、打点はない。本塁打も8月18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦で放った30号を最後に56日間出ておらず、出場した試合では24試合、110打席ノーアーチだ。

 一部現地メディアでは、スタメン落ちも検討されたという報道もあったが、ロバーツ監督は話し合いを持ったとして、前日13日(同14日)に「彼を出場させることにワクワクしている」と出場を明言。大谷も「勝つことに集中したいなと思っている。それが自分のアットバット(打席)の中で何が勝つ確率が高い選択なのかが1番大事だと思うので、その中で自分の可能性を高めるために自分が一番自信を持っている打ち方だったり、待ち方だったりで工夫が必要なのかなと思っています」と意気込んでいた。

 ブレーブスとの地区シリーズを、1勝1敗からの2連勝で3勝1敗として突破したドジャースだったが、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズでは、敵地での第1、2戦で2戦連続の逆転負け。0勝2敗でこの日の本拠地での第3戦を迎えることになった。これまで、4戦先勝のポストシーズンで0勝2敗となった95例で、突破したのは16度のみという突破率は16・8%と厳しい状況に追い込まれている。

 ◆大谷の今季のポストシーズン(20打数3安打、0本塁打、0打点、打率・150)

 【地区シリーズ】(VSブレーブス、13打数2安打、0本塁打、0打点、打率・154)

〈1〉「2番DH」 4打数1安打(右安、二直、左飛、中飛)

〈2〉「2番DH」 4打数1安打(空三振、遊飛、左安、空三振)

〈3〉「5番DH」 2打数0安打(空三振、打撃妨害、左飛、四球)

〈4〉「4番DH」 3打数0安打(四球、空三振、二ゴ、右飛)

 【リーグ優勝決定シリーズ】(VSブルワーズ、7打数1安打、0本塁打、0打点、打率・143)

〈1〉「4番DH」 3打数1安打(四球、空三振、左安、三飛)

〈2〉「4番DH」 4打数0安打(空三振、三ゴ、空三振、左飛)

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