米スポーツ専門局「ESPN」は30日、注目すべきFA選手10人と最も適している移籍先を特集。阪神からポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指すセ・リーグ3冠王、佐藤輝明内野手(27)の「ベストフィット」にはヤンキースが挙げられた。

 同局は佐藤について「左打ちの長距離砲として、ポスティング後のFA市場で最も注目される選手の一人になるだろう。今オフの市場には強打者が少ないことも価値を高めている」と紹介。「一方、守備は強みとは言えない。球団によっては一塁手、あるいはキャリア初期にプレーしていた外野手として起用することを検討する可能性もある」とし、三振率の高さも懸念材料としたが、同様の不安を指摘されながら1年目に35本塁打を放った村上(ホワイトソックス)の存在を例にした。

 ヤンキースは今季の三塁手・マクマーンと1年契約を残しており、「右打者の方が適している可能性がある」と「ESPN」は報じたが、「キャッシュマンGMは長打力を重視する。さらにマクマーンは今季、打撃でひどく苦しんだ。ライス、ジャッジ、佐藤と長距離砲3人がそろえば、合計120本塁打以上を期待できる打線になるかもしれない」と伝えた。ヤ軍以外の候補にはマリナーズの名前を挙げた。

 その上で、同局は「何より重要なのは(現行の)労使協定が米東部時間12月1日の午後11時59分(日本時間2日の午後0時59分)に期限を迎え、ロックアウトが迫っていることだ。各球団は新たなルールが適用される前に選手との契約をまとめようとするため、期限までの1か月間に一気に契約が成立する可能性がある」としている。

編集部おすすめ