◆女子野球ヴィーナスリーグ 巨人5―3ZENKO(3日、群馬・中之条球場)

 巨人の女子チームが3日、関東地区のリーグ戦・ヴィーナスリーグ(リポビタン杯)で2年連続2回目の優勝を決めた。群馬県で行われたリーグ最終戦でZENKOに逆転勝ちして28勝3敗、2位の西武ライオンズレディースを振り切った。

10月には全日本選手権を制していて、チーム本格活動4年目で初の2冠を達成した。

 雨などで延期が続き1か月ぶりとなったリーグ戦。マジック1の巨人は初回に2点を失い、3回に逆転するも追いつかれる展開。4回、1死一、三塁で中村柚葉の三塁への当たりが失策を誘って勝ち越すと、5回には加藤絢子の適時三塁打で点差を広げた。4回途中からマウンドに立った日本代表の小野寺佳奈は反撃を無得点に抑え、最後の打者を打ち取るとナインと抱き合って喜んだ。

 4月から、西武など7つのクラブチームや5つの大学チームと計31試合戦い、勝ち点(勝ち3、引き分け1)を争うリーグ戦。巨人は6月まで開幕15連勝と独走したが、9月にマジックが点灯してから西武やエイジェックなど強豪との直接対決に敗れ、この最終戦に負けると西武にマジック1が点灯する状況だった。一方で、10月中旬には、各カテゴリーの全国大会上位チームが女子野球の最高峰を争う全日本選手権を初めて制している。

 主将の中江映利加は、「最終戦でおまたせしました」とほっとした表情をみせて、「勝つしかない試合だったので、決められて良かった。初の2冠がかかって苦しみましたが、全日本の勢いでいけた。やっと取れたという思い、実力はあったので、結果が出せてよかった」と笑顔。隠善智也監督は、優勝がかかってから選手が固くなって戦い方が難しかったとしながらも、「今日もバントなどチーム打撃ができたので、ほめたい。

巨人女子チームの歴史で2冠を取れたのは光栄」と語った。

 巨人女子チームは今週末に岩手県で行われる「第4回イーハトーブ女子野球はなまき大会」と、下旬にGタウンで行われる「女子野球Gタウン杯2026」で今季の活動を終える。

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