「ヨークマート川崎野川店」
ヨークマート(東京都千代田区)は去る6月19日、81店舗目のSM(食品スーパー)「ヨークマート川崎野川店」(神奈川県川崎市宮前区)をオープンした。川崎市内は初出店。![ヨークマートが川崎市に初出店、セブンプレミアムの冷凍カップチャーハン導入も初/「ヨークマート川崎野川店」](http://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexnews%252Ffeed%252FSsnp%252FSsnp_20190705114814_4c30_2.jpg,quality=70,type=jpg)
ヨークマートでは初導入の冷凍カップチャーハンなど、セブンプレミアムの商品を陳列
「ヨークマート川崎野川店」は東急田園都市線梶が谷駅と宮崎台駅からそれぞれ約2.4キロ、JR南武線武蔵新城駅から約2キロ強と鉄道の駅から離れた地域に立地。店舗前の道路は東名川崎インターに接続しており交通量は多い。
競合店は半径500m圏にオーケーと富士シティオ、1.5キロ圏にライフ3店やマルエツがある。最も近い競合店のオーケー川崎野川店は価格訴求が強みのため、価格に頼らない提案で他店との差別化を図る。
少し変わった陳列を行っており、ピザやグラタン、冷凍パンなどの軽食類を、日配品コーナーに冷凍ケースを置いて並べた。担当者によると「4月開業の『もねの里店』(千葉県四街道市)から取り入れた陳列で、冷凍パンの売り上げは大きく伸びた」という。もねの里店では冷凍パンを中心に並べてたが、同店ではパン以外の商品も多く置いた。
惣菜の弁当では店内で生米から蒸しあげた「手作りおこわ」を販売する。ベーカリーはイーストフードや保存料を使わずに焼き上げた。店内で窯焼きのピザも販売する。他店にない商品として、魚を使った惣菜も訴求する。フライや煮魚など家庭では手間のかかるメニューもそろえている。