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JR東日本とJR北海道は、50歳以上の会員を対象とした「大人の休日倶楽部パス」の2026年度設定分について詳細を発表しました。連続する5日間、対象エリアの新幹線や特急列車が乗り放題になるこのパスは、シニア世代の旅の定番として絶大な人気を誇ります。

東日本エリアの普通車パスが「えきねっと」価格で20,000円(通常窓口より1,000円お得)に改定されたほか、例年11月下旬だった第2回の設定時期が「8月31日~」へと大幅に前倒しされるという、過去にない大きな変更が行われています。
本記事では、旅の予定を左右する全3回の運行スケジュールや価格体系、普通車指定席が6回まで利用できる基本ルールから、「えきねっと」限定のグリーン車用パス、駅ナカ10%OFFといった特典まで徹底解説します。

2026年度版の概要と利用条件

2026年度も、JR東日本・JR北海道の広大なネットワークを自由に移動できる3種類のパスが用意されています。

選べる3つのフリーエリア

旅の目的に合わせて、以下の3つのエリアから選択可能です。駅ネット購入で、通常の窓口購入よりも1,000円割引されます。

5日間乗り放題「大人の休日倶楽部パス」2026年度!東日本版2万円に値上げ、第2回設定が11月から8月末へ劇的変更、割引などを賢く使う方法
2026年度の大人の休日倶楽部パスの料金 (図:JR東日本)

大人の休日倶楽部パス(東日本):JR東日本全線(新幹線含む)、青い森鉄道、いわて銀河鉄道、三陸鉄道、北越急行、富士急行、伊豆急行、えちごトキめき鉄道(直江津⇒新井間)が対象です。
2026年度の価格は、通常販売(窓口等)普通車が21,000円(昨年の19,800円よりも1,200円の値上げ)、えきねっと限定の普通車が20,000円(同1,200円値上げ)、えきねっと限定のグリーン車が36,000円(昨年の35,000円より1,000円値上げ)です。

大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道):上記の両エリアが乗り放題となり、北海道新幹線(新青森⇒新函館北斗間)も利用可能です。
2026年度価格は、通常販売(窓口等)普通車が29,000円(昨年の27,740円よりも1,260円の値上げ)、えきねっと限定の普通車が28,000円(1,260円値上げ)、えきねっと限定のグリーン車が51,000円(昨年の50,250円より750円値上げ)です。

大人の休日倶楽部パス(北海道):JR北海道全線(新幹線含む)が対象です。※北海道新幹線(新青森⇒新函館北斗間)は利用できません。
価格は全て昨年から据え置きで、通常販売(窓口等)普通車が19,070円、えきねっと限定の普通車が18,070円、えきねっと限定のグリーン車が36,050円です。

指定席の利用回数とグリーン車設定

普通車用パスでは、あらかじめ指定を受ければ普通車指定席を6回まで利用できます。また、2026年度も「えきねっと」限定で、グリーン車や普通車指定席が6回まで利用可能な「グリーン車用」が設定されます。

2026年度の設定期間とスケジュール

2026年度は例年通り全3回設定されますが、第2回の時期には大きな変更があります。

スケジュール

・第1回:2026年6月22日(月)~7月4日(土)(発売:2026年5月22日~6月29日)
・第2回:2026年8月31日(月)~9月12日(土)(発売:2026年7月31日(金)~9月7日(月))
・第3回:2027年1月18日(月)~1月30日(土)(発売:2026年12月18日~2027年1月25日)

【注目】第2回は「11月」⇒「8月」へ大幅変更!

昨年(2025年度)は11月下旬に設定されていた第2回ですが、2026年度は8月31日(月)~9月12日(土)(発売:2026年7月31日~9月7日)に設定されました。晩夏から初秋にかけての北海道や東北を巡る旅が可能となり、紅葉シーズンとはまた違った魅力を楽しめそうです。

昨年版(2025年度)との変更点・注意点

5日間乗り放題「大人の休日倶楽部パス」2026年度!東日本版2万円に値上げ、第2回設定が11月から8月末へ劇的変更、割引などを賢く使う方法

今回の発表で最も注意すべき点は、価格と時期のシフトです。

東日本エリアは1,200円~の値上げ

「えきねっと」購入時の普通車価格で見ると、東日本版は昨年の18,800円⇒20,000円へ、東日本・北海道版は26,740円⇒28,000円へとそれぞれ値上げされました。窓口等で購入する場合はさらに1,000円高くなるため、「えきねっと」の利用を強くおすすめします。

北海道版は価格据え置きで狙い目

一方で、北海道版については「えきねっと」価格で18,070円(窓口19,070円)と、昨年の価格が据え置かれています。道内をじっくり周遊したい方には、相対的におトク感が増した設定といえるでしょう。

パス提示で受けられるおトクな特典

パスの効力は列車の乗り放題だけではありません。旅先で提示するだけで様々な割引が受けられます。

駅ナカ・駅弁が10%OFF

フリーエリア内のNewDays、NewDays KIOSK、駅弁屋などでパスを提示すると、お買い上げ金額が10%引きになります。旅のお供の駅弁や飲み物、お土産の購入に大変便利です。

バスやレンタカーも特別価格に

ジェイアールバス東北の対象路線が10%割引になるほか、駅レンタカーが「免責補償」付きの特別料金で利用可能です。鉄道から降りた後の「二次交通」もおトクに確保できます。

価格が変わり利用できる季節が移り変わっても、50歳以上の特権である「自由な旅の切符」の魅力は色褪せません。2026年の晩夏、青く澄み渡る東北の空や、ひと足早い秋の気配が満ちる北海道へ。スマートフォンから「えきねっと」でパスを滑り込み確保して、あなただけの新しい物語を探す5日間の美しい航海へ出かけてみませんか?

(TOP画像:Pixta、その他画像:JR東日本のWebサイトより)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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