スペインでキャリアをスタートさせたロメロ(写真はアルメリア時代) photo/Getty Images
現在はメキシコでプレイ
若くして将来を嘱望されたアタッカーが再起を期す。10歳でスペインのマジョルカのアカデミーと契約して欧州の門戸を開いたメキシコ出まれのFWルカ・ロメロだ。
契約から5年後の2020年にわずか15歳でラ・リーガデビューを飾った超新星は、実に81年ぶりとなるリーガ最年少出場記録を塗り替える。左利きの右ウインガーという特性を併せ持ち、当時所属していた久保建英とともに“ニュー・メッシ”と並べられるなど高い期待を寄せられていた。
しかし華々しいデビューを果たした以降は、なかなかマジョルカで輝きを放てず。翌年にはラツィオへ移籍するとゴールを決めるなど10代ながら存在感を示すと、23-24シーズンからはミランと4年契約を締結。セリエAのビッグクラブで研鑽を重ねるも、主力の座を奪うことができない。
同シーズン後半にはアルメリア、翌年にもアラベスへ出場機会を求めて期限付き移籍するもヨーロッパでは自身の地位を確立できぬまま、25年からはメキシコのクルス・アスルに完全移籍してプレイを続けている。
今季はここまで公式戦で36試合5得点と攻撃的な選手としては物足りない数字だが、ボランチや左サイドなどでも起用されるなど幅を広げている。まだまだ21歳であり、これからも出場時間を増やしながら成長に期待したい。

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