ストーク名物デラップのロングスローは味方も知らない武器だった...の画像はこちら >>

デラップはロングスローを武器としていた photo/Getty Images

散歩の際に気付いた才能

今では世界的にロングスローを投げるチームが増えていて、新たなセットプレイ戦術として定番化しつつある。その流行に伴い、再びスポットが当たるようになったのがストーク・シティでプレイしていたロリー・デラップだ。



デラップは2007年から2013年までストーク・シティでプレイしたが、当時はデラップの投げるロングスローが1つの名物になっていた。山なりのボールではなく、ストレートボールで飛んでいくデラップのロングスローに驚かされたサッカーファンは多いだろう。

しかし、ストーク加入当初はチームメイトもデラップがあんなボールを投げられるとは知らなかったという。当時ストークでチームメイトだったドミニク・マッテオは、偶然デラップの武器がスローイングだと気付いたと語っている。

「誰も彼にそんな才能があると知らなかったし、彼自身もそれが武器だと一度も口にしなかったからね。それがある時散歩に出掛けて、彼が大きな石を投げたんだ。それがすごい飛距離で、監督のピューリスも『すごい飛距離だな』と言ったんだ。それで彼にボールを投げてもらおうということになったんだけど、ロリーのボールは本当にスピードがあった」

「現代でもロングスローが大きな問題になっているね。フラットな軌道で飛んでくる場合のロングスローは守るのが本当に難しいんだ。相手が猛スピードで突っ込んでくるし、ボールから目を離さないようにしながらの対応が難しい。どこかの時点で守備側の誰かが主導権を握って最初の競り合いに勝ちに行く必要があるけど、それが難しいんだ。今後ロングスローを得意とする選手は増えるだろうね。
少しでも有利になるなら、誰だってやるだろう」(『Daily Star』より)。

現時点でデラップほどのボールを投げる選手はまだ見当たらないか。しかしこのブームが続けば、将来的にはデラップ級のスローイングをする選手が出てくるかもしれない。

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