ブラジル代表のネイマール Photo/Getty Images
悲願の頂点へ
ブラジル代表の象徴、ネイマールが2026年ワールドカップ出場という壮大な夢を追い続けている。
代表から約3年遠ざかっている34歳のネイマールは現在サントスFCで再起を図っているが、その道のりは平坦ではない。
アンチェロッティ監督にとって、ネイマールの招集は「大きな決断」となる。現在のセレソンはエステヴァンやロドリゴといった攻撃の主力を相次ぐ負傷で欠いており、得点力不足が課題となっている。予選を5位で終えるなど苦戦が続く中、同監督は「彼には実力を示す時間がまだある」と述べ、エースへの期待も示している。一方で、コンディション面の不安やチームバランスへの影響は無視できず、起用には慎重論も根強い。
ネイマールにとってワールドカップ制覇はキャリアに残された最大のテーマだ。2014年の自国大会では負傷により途中離脱を余儀なくされ、その後の大会でも頂点には届いていない。現在の状態ではフル出場を前提とした大会運用は難しいとみられるが、限られた時間でも違いを生み出せる存在であることは今なお証明している。
どれほど若い才能が台頭しても、ネイマールが持つ創造性と存在感は代替が難しい。アンチェロッティ監督がこの“最後のカード”を切るのかどうかは、大会を左右する重要な判断となる。

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