昨年9月から日本企業が新たなオーナーになったベルギー2部のベールスホット。
原口元気、倍井謙、ポープ・ウィリアムの元Jリーガー3人が所属する同クラブは、レギュラーシーズンを3位で終え、昇格をかけたプレーオフを戦っている。
パトロ・アイスデン・マースメヘレンとのプレーオフ準々決勝では、34歳の原口元気が英雄になった。
ベールスホットは、ホームでの2ndレグで、敗戦濃厚だった後半アディショナルタイムに同点に追いつくと、延長戦で原口が値千金の決勝ゴールを叩き出した。
巧みなボールタッチでゴール前に切り込むと鮮やかなシュートを決めてみせた。
ウニオン・ベルリン時代の同僚である遠藤渓太(FC東京)も「うまっ」と反応する技ありの一撃だった。
34歳の原口は、日本代表として74試合に出場した実力者。2018年ワールドカップでは強豪ベルギー相手に見事なゴールを決めたが、2022年大会ではまさかの落選。
昨夏に加入したベールスホットでは主軸として活躍し、サポーターが選ぶクラブ年間MVPにも選ばれた。
チームメイトである24歳のDFデニス・ヒャムフィは「あなたはレジェンド!」「日々、あなたから学んでいます!レジェンド!」と原口への敬意をSNSに綴っていた。
一方、敗れたパトロ・アイスデン・マースメヘレンに所属する元ベルギー代表ラジャ・ナインゴランは「相手は優勝候補だった。俺たちの勝利はほぼ確実で、試合終了のホイッスルが鳴るまで選手たちは足が震えていた…でも、これがサッカーの醍醐味。必ずしも勝利に値するチームが最後に笑うとは限らない」とSNSに投稿していた。
37歳のナインゴランは、ニンジャの異名を持ち、インテルなどで活躍したスター選手。喫煙を公言している破天荒キャラとしても知られている。
なお、ベールスホットが昇格するためには、プレーオフ準決勝と決勝(計4試合)を勝ち抜く必要がある。
筆者:井上大輔(編集部)

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