かつてはラームがいたが…… ドイツ代表でのキミッヒ右SB起用...の画像はこちら >>

ドイツ代表の主力キミッヒ photo/Getty Images

今のドイツに右SBのスペシャリストは不在

2026W杯へドイツ代表の弱点の1つと考えられるのが右サイドバックだ。近年は絶対的な右サイドバックと呼べる存在が不在で、中盤を本職とするジョシュア・キミッヒを回すケースも多い。



すでに2026W杯メンバーは発表されているが、やはり右サイドバックは手薄と言える。本来は左に入るフランクフルトのナサニエル・ブラウンか、センターバックが本職のニューカッスルDFマリック・ティアウを回すプランもあるが、現状はキミッヒを回す可能性が高いだろう。

MF枠ではキミッヒと同じバイエルンからレオン・ゴレツカ、アレクサンダル・パブロビッチ、ブライトンのパスカル・グロス、シュツットガルトのアンジェロ・スティラーといった選手を招集しており、ボランチ枠では彼らで計算できる。

ただ、キミッヒの右サイドバック起用には否定的な人もいる。バイエルンのウリ・ヘーネス名誉会長もその1人で、キミッヒの中盤起用がベストとの考えだ。

「ジョシュアはバイエルンでMFとして素晴らしいシーズンを送ってきた。右サイドバックでは試合への貢献度も低くなるし、バイエルンで見せているようなリーダーシップも発揮できないだろう。個人的に彼を右サイドバックで起用する考えはない。代表にはリーダーが必要なのだ。バイエルンで見せているのと同じように、キミッヒとパブロビッチが私の考えるボランチだ」(『Bavarian Football Works』より)。

2014W杯を制した際は右サイドバックの職人であり、絶対のチームリーダーだったフィリップ・ラームがいたが、今のドイツに右サイドバックのスペシャリストはいない。キミッヒは右サイドバックの役割にも適応できる選手ではあるが、ベストな選択肢ではないか。


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