パレス会長のパリッシュ氏 Photo/Getty Images
今季はELに出るはずだったパレス
日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは、UEFAカンファレンスリーグ決勝でラージョ・バジェカーノと対戦。50分のジャン・フィリップ・マテタのゴールによって、1-0と勝利し優勝を決めた。
クラブにとって初の同大会タイトルとなり、来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権を得た。しかし本来、昨季FA杯を優勝したパレスは今季ヨーロッパリーグに出場できるはずだった。
出場できなかった原因は、共同オーナーのジョン・テクスター氏が同じくEL出場権を獲得していたリヨンの株も保有していたことだ。UEFAの規則では、このようなケースでは国内リーグの順位で上回るクラブの出場が優先されることになっている。パレスの出場は認められず、カンファレンスリーグへ回ることになったのだ。テクスター氏は持ち株を売却し、パレスは訴えを起こしたが、棄却されている。
代わりに今季ELに出場したのが、昨季7位だったノッティンガム・フォレストだ。しかしフォレストは今季、ELとリーグ戦の両立に苦しみ、一時はあわや降格という順位にまで落ちた。ELでも優勝したアストン・ヴィラに準決勝で敗れている。
パレスの会長であるスティーブ・パリッシュ氏は、優勝決定後、以下のようにスピーチした。この内容が、フォレストやUEFAを批判しているように聞こえると『Daily Mail』は伝えている。
「ヨーロッパにいて、ヨーロッパ中を旅するのも素晴らしいことですが、ここで優勝するなんて信じられないし、まだ実感が湧きません。これは信じられないほどの偉業です」
「選手たち、スタッフ、今シーズンの浮き沈み、ここまで来られたこと、そして、我々にふさわしい場所であるヨーロッパリーグに出場できるのは素晴らしいことです。これは、時には善人が勝つということを示しています」
確かにそのようにも聞こえるスピーチで、会長としては言いたいこともあったのかもしれない。結果、来季はパレスがELに出場し、フォレストは欧州大会へ出場することはできなくなった。また、パレスがEL出場権を獲得したことで、イングランドのクラブは計9つのクラブが欧州の大会に出場することになった。
What a moment pic.twitter.com/nvB4yVPiIB
— Crystal Palace F.C. (@CPFC) May 27, 2026

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