12月も下旬に入り、1年を振り返る時期になりました。
 
 私の2023年は、新しい出会いが多かった年。

京都で競馬番組(KBS京都の『うまDOKI』)のMCを担当させていただくようになり、プロデューサーさんをはじめ、関西弁のスタッフさんたちと一緒に仕事をするうち、私も自然と「なんでやねん!」と言っちゃうようになりました(笑)。

ほのか、有馬記念で的中なるか!? 本命馬は「相当強い」と生観...の画像はこちら >>

 GⅠ天皇賞・秋は、東京競馬場へ開門2時間前に行って場所取りをした甲斐あって、ゴール前の絶好のポジションでイクイノックスの走りを見ることができましたし、より競馬が好きになった1年でしたね。馬券の成績は聞かないでほしいですけど(苦笑)。

 そのイクイノックスを最後にもう一度見られないのは残念ですが、グランプリレースをしっかり的中させて、今年を締めくくりたいと思います。

 では、GⅠ有馬記念の予想を始めましょう。

 過去のレースを振り返ると、たとえ大敗していたとしても、凱旋門賞も含めて前走がGⅠの馬が好走しています。

 やはり、前走がGⅡ、GⅢだと物足りない。その傾向が見てとれるので、前走がGⅠ組のなかから狙いを定めていくことにします。

 本命は、ジャスティンパレスです。

 前走の天皇賞・秋では2着ながら、上がりタイムは最速でしたし、外に持ち出してからの末脚は驚異的。勝ったイクイノックスはもちろんのこと、この馬も相当強いと実感しました。

 昨年の有馬記念は7着でしたが、トム・マーカンド騎手のテン乗りだったので、これは度外視していいでしょう。

今回の鞍上は、中山で一番勝ち鞍が多い横山武史騎手というのも心強い材料です。

 対抗は、ドウデュースです。

 天皇賞・秋は、武豊騎手の負傷でレース直前に乗り替わりとなり、まさかの7着に終わりました。

ほのか、有馬記念で的中なるか!? 本命馬は「相当強い」と生観戦で実感 対抗には武豊騎手とのコンビ復活の人気馬を指名
ほのかさんの予想は的中なるか!?

 それでも、代役を務めた戸崎圭太騎手とのコンビ2戦目だったGⅠジャパンカップでは、巻き返しての4着。馬券圏内には入れませんでしたが、まだまだ力があることを証明しました。

 そして今回は、武豊騎手とのコンビが復活! 4走前に同じ右回りのGⅡ京都記念を上がり最速で勝っていますし、舞台が中山に変わるのもプラスに働くはずです。

  ▲は、スターズオンアースです。

 半年ぶりのレースとなった前走ジャパンカップでは、上位2頭がともに1番枠。対照的に8番枠に入ったスターズオンアースは、それだけで不利があったはずですが、それでも3着に突っ込んできた。正直、私は彼女の力をナメていました(苦笑)。

 出遅れグセがあるのは気になるところですが、それもだいぶよくなっていますし、何より過去11戦で4着以下がない安定感は魅力です。

 鞍上に有馬記念3勝のクリストフ・ルメール騎手が戻ってくるとあれば、印を4番手以下には落とせません。

 ☆は、ウインマリリンです。

 一昨年のレースではありますが、有馬記念と同じ中山芝2500mのGⅡ日経賞を勝っていますし、舞台適性は高いはず。前走はアメリカでのGⅠ(BCF&Mターフ)を使い、4着に終わりましたが、パワーがあるところを証明した走りだったと思います。

 昨年12月のGⅠ香港ヴァーズ以来、丸1年勝っていないとはいえ、力の衰えはないと思いますし、今回が初の有馬記念騎乗となるルーク・モリス騎手にも注目しています。

 △は4頭、まずはソールオリエンスです。

 デビュー以来安定した走りを続けていますし、中山で勝ったGⅢ京成杯、GⅠ皐月賞は、いずれも上がり最速。

中山との相性はよさそうです。

 3着に敗れたGⅠ菊花賞は鞍上の横山武史騎手が、「爆発力がなかったのは距離が長かったからかもしれない」と話していたように、距離短縮もいいはずですし、道中のポジションを問わない器用さも、有馬記念向きなのかなと思います。

 続いては、スルーセブンシーズです。

 凱旋門賞4着からの帰国初戦ですが、過去に同じローテーションで好走している馬がいるので、あまり疲労を気にする必要はないでしょう。

 GⅠ宝塚記念では2着と、今回本命にしたジャスティンパレス(3着)に先着していますし、過去に非根幹距離での4着以下はなし。

 その上、鞍上はグランプリ男の池添謙一騎手ですから、もっと重い印を打ってもいいのですが、出遅れグセが気になっての△です。

 3頭目は、タイトルホルダーです。

 この馬にとっては有馬記念がラストラン。レース後には引退式もあります。だとすれば、当然、陣営も見せ場を作らないといけないという気持ちになるでしょうから、しっかりと仕上げてくるに違いありません。

 有馬記念は今年で3年連続3度目。過去2年は5、9着と結果を残せていませんが、昨年のGⅠ天皇賞・春で見せた大逃げをまた見せてほしい。タイトルホルダーらしい走りを楽しみにする一方で、これが最後だと思うと、やっぱり寂しい気持ちにもなりますね。

 最後は、ハーパーです。

 桜花賞(4着)で手綱をとったルメール騎手が、「もっと距離が長いほうがいい」と話していた通り、オークスは2着、秋華賞3着と、GⅠでも堅実な結果を残しています。どちらも牝馬三冠のリバティアイランドがいなければ、勝っていたかもしれないレースです。生まれた年が悪く、結果的にGⅠ勝利はまだありませんが、安定した走りに加え、54kgの軽斤量は魅力。今回はチャンスと見ています。

 今年の有馬記念で印を打ったのは、以上の8頭。人気どころでは、ダービー馬のタスティエーラを消しました。

 ライアン・ムーア騎手とはデビュー戦でもコンビを組んでいますし、乗り替わりの心配はなさそうですが、過去の走りを見ると、常に上がり上位のタイムを記録してきた馬ではない。このレースに必要な瞬発力に欠ける印象が否めず、消しにしました。

 買い目は、いつものように本命ジャスティンパレスの一頭軸で、対抗以下の印を打った7頭に流す3連複。それと、同じくジャスティンパレスからドウデュース、ウインマリリン、スターズオンアースに流す馬連で勝負したいと思います。

 レースが終わって、「なんでやねん!」と言わずに済むことを祈っています(笑)。

Profile
ほのか
1996年3月23日生まれ、神奈川県出身
「可愛すぎるビールの売り子」として芸能界デビュー
ネットを中心に話題となり、現在はバラエティ番組や
グラビアなどを中心に幅広く活躍中
◆公式Twitter  ◆公式Instagram