永野芽郁と佐藤健がダブル主演を務める映画『はたらく細胞』の第3弾キャストが発表された。
本作では、細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ清水茜の漫画『はたらく細胞』に加え、原田重光・初嘉屋一生・清水茜が手がけたスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』の2作品を原作に、シリーズ史上初となる“人間の世界”が描かれる。
赤血球役で永野、白血球役で佐藤が出演するほか、人間世界の健康優良な女子高生・漆崎日胡役を芦田愛菜、不摂生な父・漆崎茂役を阿部サダヲが演じる。監督は『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』で知られる武内英樹が担当する。
このたび第3弾キャストとして、細菌やウイルス感染細胞などの異物を破壊する武闘派“キラーT細胞”役で山本耕史、全身をパトロールし、敵を見つけ次第攻撃する孤高の殺し屋“NK細胞”役で仲里依紗、優しい笑顔の裏には様々な顔を持つ、幼い赤血球のお世話係“マクロファージ”役で松本若菜、血管が損傷した際に集合し、傷口をふさいで止血する“血小板”役でモデルのマイカ・ピュの出演が決定。併せてキャスト4名のコメントが到着した。
『はたらく細胞』は、12月13日(金) に公開される。
『はたらく細胞』第3弾キャストコメント
■山本耕史(キラーT細胞役)
キラーT細胞を演じているというよりは、ひとりの戦士を演じているつもりではいるんですが、関係性が面白いですよね。NK細胞は単体で動き回る。キラーT細胞は指令が出ないと出動できない。白血球、赤血球はこういう働きをしているとか……血小板しかり、それぞれの役割があるから面白いですよね。
今回の役は体を鍛える感じのキャラクターで、僕も鍛えるのが好きだから、ありがたいなと思いました。白血球役のオファーが来ていたらもっと細くしなきゃいけないじゃないですか。だからキラーT細胞で納得しました。
武内監督とは久しぶりではあるんですけど、すごく安心感がありました。武内監督は自分の要求がはっきりしているので、それは嬉しかったですね。「もうちょっとこうして!」と投げかけてくれるから、ちゃんと武内監督のものになるんだろうなというのがすごく伝わります。
錚々たるメンバーの中に自分も混ぜていただいて本当に光栄です。あそこのシーンはどうなっているんだろうっていう興味がすごいある作品! 本当に出来上がりが楽しみですね。
■仲里依紗(NK細胞役)
初めての「細胞役」をどう演じていけるのか、という未知にとてもワクワクしていました。
今作は体の中で起こっている細胞同士の反応をアクションとして表現しているのですが、ここまで激しいアクションシーンに参加することも、私の体史上、初めての経験でした。次々と襲いかかってくる筋肉痛に体も悲鳴をあげていましたが、「私の中の細胞も頑張っているんだ!」と私と私の細胞を私が励ましながら撮影に臨みました(笑)。
共演者、スタッフ、そしてアクションシーンを指導して下さった皆さまのお力添えもあり、とてもカッコイイ<実写版NK細胞>を演じることができたのではと思っております。
子どもから大人まで、楽しく、ときには感動しながら、細胞のはたらきを学べる作品になっていますので、公開を楽しみにお待ち下さい。
■松本若菜(マクロファージ)
マクロファージさんは見た目はとても柔らかいですが、闘うとなったらパっと切り替える。頼もしい部分もあれば、優しい部分もあるし、クールな一面もあり、とても魅力的だと思いました。
自分の体の中を知れる良いきっかけにもなりましたし、今までにないスケールで、年齢問わずどの世代の方でも楽しめる作品となっていますので、ご覧いただけましたら幸いです。
■マイカ・ピュ(血小板)
血小板役を演じることができてとても嬉しかったです。役の募集の前から、『はたらく細胞』の漫画を読んでいて、スピンオフ作品の『はたらく血小板ちゃん』も大好きでした。明るくてみんなのまとめ役なところを演じるのが楽しかったですし、いろんなウイルスのことがわかって勉強になりました。撮影の待ち時間はみんなで遊んだりしてチームワークを大切にしました。是非映画館で楽しんでいただきたいです。
<作品情報>
映画『はたらく細胞』
12月13日(金) 公開
映画『はたらく細胞』ポスタービジュアル
公式サイト:
https://wwws.warnerbros.co.jp/saibou-movie/
(C)清水茜/講談社 (C)2024映画「はたらく細胞」製作委員会