
「終HSで余裕があった。落ち着いて、順番に前に行けたという感じ。理想的にスピードが上がった」。前受けから一度は引いたが、8番手でレースを観察しながら終1半で踏み込んだ。
後位を回った根田空史が「最初はモコモコしていたが、いきなり伸び始めた」と評したように、徐々にスピードが上がって最後まで加速し続けるような猛攻。先捲りの小林泰正や、番手から出た林大悟を子ども扱いするように乗り越えた。「脚は良かった。リカバリーして、次に準備するだけ」と納得顔だ。
現在賞金ランク7位の深谷にとっては、少しでも多く稼ぎたい大会。もちろん狙うは2年前に続く2度目の大会制覇だ。
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初日2Rを捲りで勝利した深谷知広