【福井競輪・GⅡ共同通信社杯】地元の脇本雄太が豪快捲り 1着発進で手応え
 初日12R、グランプリスラマー脇本雄太(36)=福井・94期・SS=が、8番手捲りで白星を挙げた。

 後ろ攻めから佐々木悠葵に一度突っ張られて再度8番手に戻ったが、「佐々木君が突っ張るにしても引くにしても、早くレースを動かしたかった」と思惑通りだった。
「脚を使った8番手だったが、警戒されるのは仕方がない」。警戒網をくぐり抜けてタイトルを取り続けているだけに、どうということはなかった。

 「後ろの佐々木龍君には悪いけど、捲りに構えた」とスパートを遅らせた。2角から踏み込むと、雨を切り裂いてあっという間に前団をのみ込んだ。

 先月の函館オールスターから話していた腰のヘルニアは、「正直、良くはない。気持ちでカバーしている。この結果は良く捉えたい」。2013年4月のこの大会以来となる地元ビッグだけに負けられない。

 この大会が終われば、グランプリスラムの祝勝会が行われる。それもモチベーションにつながっているはず。GPを1度、GⅠでは10度優勝。そして目指すは3度目のGⅡを地元で手にすることだ。


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初日12Rを8番手捲りで制した脇本雄太


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