【ボートレース住之江(ナイター)GⅠ高松宮記念杯】胆力が試されたゲリラ豪雨後の準優10、11R


【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】

 5日目の住之江ボートは、準優9Rの途中から雨が降り始め、9Rのゴールの頃には雷鳴ととんでもない雨量に。いわゆるゲリラ豪雨に見舞われた。
そのため、10Rの展示を一時、見合わせたほどだった。

 準優10、11Rの選手にとっては災難で、ある選手は「落ち着きませんでした」と打ち明けた。胆力が試される一戦だったが、危なげなく当たり前のように逃げた10R瓜生正義、11R馬場貴也はやっぱり精神力も高かった。

 その他の選手も、ゲリラ豪雨の後に激変する気圧や気温に惑わされず、事故も起こさずにそれぞれ好レースを演じたのはさすが。天気急変のアクシデントも乗り越えた勢いで、無事故で最終日が終わることを祈る。

 ▼7R まだ晴れていた5日目8Rを制した山崎郡は、予選落ちだったが機力は準優レベルだった。3=14-145。

 ▼12R 準優10Rで2着の吉田裕平はレース後、「急な雨には強いんですよ」。雨巧者のオートレーサーみたいなコメントが興味深かった。ここは松井繁が前付けに動かなければ絶好の4カド。伸びを生かしての一発に警戒。4-15-全。


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【ボートレース住之江(ナイター)GⅠ高松宮記念杯】胆力が試されたゲリラ豪雨後の準優10、11R

ゲリラ豪雨にかすむ大型映像蔵置をピットから望む
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