
値段はドッグフードの良し悪しを判断する一つの判断材料になります。ですが、高ければ良いフードかと言うとそうでもありません。
そこでこのページでは高級ドッグフードの選び方とおすすめの商品を10種類ご紹介します。
メーカーによって「高級」や「プレミアム」など、特別感を演出する言葉は変わります。また、何を基準に「高級」としているのかも異なります。
そのため、まずは高級ドッグフードの基準についてご紹介します。
目次
最高級のドッグフードの基準は「原材料の品質」と「添加物への配慮」
高級ドッグフード | 普通のドッグフード | |
---|---|---|
原材料のグレード | 人間が食べられるレベル | 不明 |
添加物への配慮 | 最低限のものだけ使用 | 着色料など不要なものも使用 |
厳選した原材料 | グレインフリー(穀物不使用) グルテンフリー(麦類のたんぱく質不使用) |
不明 |
原材料の割合 | 肉や魚が多め | 穀物が多め |
最高級のドッグフードと普通のドッグフードを比べると、主に上記のような傾向があります。
メーカーによって「高級」や「プレミアム」の定義が異なり、明確な決まりはありませんが「原材料のグレード」や「品質」にこだわった「ヒューマングレードのドッグフード」を高級とする場合が多い傾向があります。
反対に普通のドッグフードはどうかと言うと、原材料の品質について公表していない場合が多く、食品に比べてやや劣る飼料グレードの原材料や、人間用に食肉部分を取り除いた後に残る副産物を使っているものが一般的です。
とは言え、副産物も犬が必要とする栄養を多く含んでいます。例えば骨ならカルシウムが豊富ですし、内蔵もたんぱく質などを豊富に含んでいます。
また、高級ドッグフードは酸化防止剤も合成されたものではなく、ビタミンや緑茶成分などを使っていたり、穀物に比べてお肉や魚の割合が多い傾向があります。
高級ドッグフードを選ぶ上で重要な3つのポイントを解説!
では実際に高級ドッグフードを選ぶ上でどんなことに気を付ければ良いでしょうか?
ここからは高級ドッグフードを選ぶ上で意識して欲しい3つのポイントについて詳しくご紹介していきます。
主原料に動物性タンパク質を使っていること
パッケージに記載されている原材料は、使用量(重量)の多い順番に記載する決まりになっています。
つまり、原材料の最初の方にお肉や魚の名前が書かれていれば、それだけ動物性タンパク質が豊富なことが分かります。
犬は人間との長い暮らしの中で「肉食寄りの雑食」へと進化したと言われていますが、元は肉食の動物です。
穀物も加熱調理しα化されることで消化・吸収できるようになりますが、お肉やお魚の方が消化・吸収を得意とします。
そのため、原材料の先頭にお肉やお魚が記載されているものを選びましょう。
原材料の安全性が明確になっていること
せっかく高級ドッグフードを選ぶなら、原材料に対して「ヒューマングレード」や「人間が食べられる」といった表記があるものを選ぶと良いでしょう。
これらも明確な定義がある訳ではないので、メーカーによって原材料の一部に人間が食べられる品質のものを使用していたり、全ての原材料がヒューマングレードのメーカーもあります。
たまに勘違いする人がいますが、「ヒューマングレードのドッグフード」は「人間用のドッグフード」ということではありません。
あくまで人間も食べられる品質の原材料を使って製造されたドッグフードという意味です。
その他に「遺伝子組み換え食品不使用」なども安全性を見る基準となります。
添加物に配慮されていること
ドッグフードは10~20%程度の脂質を含んでいるので、酸化防止剤は欠かせません。ですが、酸化防止剤もBHAやBHTなどの化学的に合成されたもの以外に、ローズマリー抽出物や緑茶エキスなど天然由来の成分もあります。
着色料はフードの色を統一したり、彩のために使われます。ですが、犬の食いつきに彩はほとんど影響しないと言われているので、着色料は不使用のものがおすすめです。
ドライフードであれば水分量は10%程度と低いので、開封後に1ヵ月程度で食べきれる量を選べば保存料も不使用のものを選ぶと良いでしょう。
【本当に良い!】高級ドッグフードおすすめ10選!

おすすめの高級ドッグフードランキングNO.1は、ポンポンデリドックフードです。ポンポンデリは、型犬の食生活や健康を考えて作られた国産ドッグフードです。ヒューマングレードの厳選された食材を使用し、原材料の産地も公表しているので安心感が高く、香料の代わりに自然食材で風味を合アップしている点も評価できます。
価格(税込) | 【通常】3,960円 【定期】6,960円(800g×2袋) |
内容量 | 800g |
主原材料 | 鶏肉 |
無添加表示の種類 |
保存料・着色料・酸化防止剤・香料 |
100gあたりの価格(税込み) | 372円~ |
評価 | ![]() |

価格 | 【通常】4,455円 【定期】3,000円 |
内容量 | 800g×3本 |
主原材料 | ビーフ(ブラック・レーベル) |
無添加表示の種類 | 着色料、発色剤、保湿剤、乳化剤、増粘安定剤、pH調整剤、保存料、酸化防止剤 |
100gあたりの価格(税込み) | 161円~ |
評価 | ![]() |

価格 | 【通常】4,224円 【定期】5,280円 |
内容量 | 150g×12袋 |
主原材料 | 鶏肉(チキンレシピ) |
無添加表示の種類 | 着色料、発色剤、保湿剤、乳化剤、増粘安定剤、pH調整剤、保存料、酸化防止剤 |
100gあたりの価格(税込み) | 293円~ |
評価 | ![]() |

価格 | 【通常】5,600円 【定期】4,800円 |
内容量 | 2.1kg(14袋) |
主原材料 | 鶏肉(チキン&ベジタブル) |
無添加表示の種類 | 人工甘味料、香料、保存料、着色料 |
100gあたりの価格(税込み) | 228円~ |
評価 | ![]() |

価格 | 【通常】5,478円(税込) 【初回お試し】1,980円(税込) |
内容量 | 1.5kg |
主原材料 | 鶏肉 |
無添加表示の種類 | 合成防腐剤、合成保存料、発泡剤、BHT、BHA、防カビ剤、抗菌剤、合成香料、化学調味料 |
100gあたりの価格(税込み) | 366円~ |
評価 | ![]() |
※旧パッケージ含む 2020年6月顧客アンケートの結果に基づく(有効回答n=99)

価格 | 通常価格:6,908円(2袋) 定期価格:5,258円(2袋) |
内容量 | 1.7kg |
主原材料 | 鶏肉 |
無添加表示の種類 | 着色料・保存料・発泡剤・防カビ剤・抗菌剤・香料・ソルビン酸カリウム・防腐剤・没食子酸プロビル・BHT・BHA・エトキシン・ホルマリン・セルロース・化学調味料 |
100gあたりの価格(税込み) | 277円~ |
評価 | ![]() |

価格(税込み) | 1,628円/340g 7,480円/2.0kg 17,380円/6.0kg※2025年3月「https://acana.net/」にて確認 |
主原材料 | 鶏肉 |
無添加表示の種類 | 合成添加物 |
100gあたりの価格(税込み) | 289円~ |
評価 | ![]() |

価格 | 1,958円/340g 8,800円/2.0kg 22,000円/6.0kg 30,800円/11.4kg※2025年3月「https://acana.net/」にて確認 |
主原材料 | 鶏肉 |
無添加表示の種類 | BHA、BHT、保存料 |
100gあたりの価格(税込み) | 158円~ |
評価 | ![]() |

価格 | 【通常】3,850円(税込) 【初回お試し】3,278円(税込) |
内容量 | 1kg |
主原材料 | 鶏肉 |
無添加表示の種類 | 香料、着色料、保存料、防カビ剤、増粘剤、発色剤、酸化防止剤(BHA・BHT) |
100gあたりの価格(税込み) | 328円~ |
評価 | ![]() |

価格 | 【通常】3,300円 【定期】5,478円(850g×2袋) |
内容量 | 850g |
主原材料 | 牛 |
無添加表示の種類 | 保存料、化学調味料 |
100gあたりの価格(税込み) | 389円~ |
評価 | ![]() |
最高級のドッグフードならポンポンデリで決まり!
- 保存料・酸化防止剤・着色料・香料など不使用
- 原材料全ての産地を公表
- できるだけ国産の原材料にこだわり
- ビール酵母以外の食材はヒューマングレード
- 主原材料は国産鶏肉
- 香料ではなくカツオ節・鶏ガラスープで風味をアップ
- 腸内環境に注目しサポート成分を配合
- グルテンフリー
ポンポンデリはヒューマングレードの原材料にこだわり、全ての産地を公表しています。
産地を公表すると気候の影響による価格アップなどがあっても途中で切り替えることが出来ないので、多くのメーカーは産地の公表が難しいのが実情です。
そこをあえて公表していくれているのは安心感がありますよね。
また、添加物にも配慮していて保存料や着色料だけでなく、酸化防止剤も不使用で作られています。
原材料もこだわっていて、流行りのグレインフリー(穀物不使用)ではなく、グルテンフリー(麦類のたんぱく不使用)レシピになっています。
どうしても市販のドッグフードと比べると割高になってしまいますが、その分こだわりが十分につまった高級ドッグフードになっています。
高級ドッグフード15種類を3つの項目で比較!
商品名 | 値段(税込み) | 主原料 | 原材料の品質 | 不使用添加物 |
---|---|---|---|---|
ポンポンデリ![]() |
4,830円/800g | 鶏肉 | ◯ | 保存料・着色料・酸化防止剤・香料 |
UMAKA![]() |
4,980円/1.5kg | 鶏肉 | ◯ | 合成防腐剤、合成保存料、発泡剤、BHT、BHA、防カビ剤、抗菌剤、合成香料、化学調味料 |
ブッチ(ブラック・レーベル)![]() |
4,455円/800g×3 | ビーフ | ◯ | 人工調味料、香料、着色料、エトキシキン・プロピレン・グリコール |
ペトコト(チキン)![]() |
6,900円/150g×12 | 鶏肉 | ◯ | 着色料、発色剤、保湿剤、乳化剤、増粘安定剤、pH調整剤、保存料、酸化防止剤 |
ココグルメ(チキン&ベジタブル)![]() |
6,402円/100g×16 | 鶏肉 | ◯ | 人工甘味料、香料、保存料、着色料 |
モグワン![]() |
5,456円/1.8kg | チキン | ◯ | 着色料・香料 |
カナガン![]() |
5,038円/2.0kg | チキン | ◯ | 着色料・香料 |
ナチュロル![]() |
3,300円/850g | 牛 | ◯ | 保存料・化学調味料 |
犬猫生活![]() |
6,358円/850g×2 | 鶏 | ◯ | 着色料・保存料・発泡剤・防カビ剤・抗菌剤・香料・ソルビン酸カリウム・防腐剤・没食子酸プロビル・BHT・BHA・エトキシン・ホルマリン・セルロース・化学調味料 |
ミシュワン![]() |
5,478円/2.0kg | チキン | ◯ | 着色料・保存料 |
ピッコロ![]() |
5,038円/1.5kg | チキン | ◯ | 香料 |
ネルソンズ![]() |
9,196円/5.0kg | チキン | ◯ | 着色料、香料 |
アカナ![]() |
5,500円/2.0kg | チキン | ◯ | 合成添加物 |
オリジン![]() |
5,610円/2.0kg | チキン | ◯ | BHA、BHT、保存料 |
キアオラ![]() |
6,380円/2.7kg | ラム | ◯ | なし |
高級ドッグフード15種類を3つの項目で比較しまとめました。愛犬に合ったフードがどれか知るための参考にしてみてください。
高級ドッグフード購入前に気になる5つのQ&A!
ドッグフードは高級なほど寿命が延びやすいって本当?
いくらくらいからが高級ドッグフードなの?
高級ドッグフードをあげると吐いちゃうのはなんで?
高級ドッグフードをあげたら安いフードを食べなくなったりする?
高級ドッグフードより安いフードの方が食いつきが良くない?
まとめ
- 高級ドッグフードの基準は「原材料の質」や「添加物への配慮」
- 主原料に動物性タンパク質を使っているものを選ぶ
- 原材料の安全性が明確なものを選ぶ
- おすすめはポンポンデリ
ここでは高級ドッグフードについてまとめました。
「高級」や「プレミアム」といった言葉に定義はなく、メーカーが自由に使えてしまいます。
また、原材料の質を含めてこだわりを上げていけば高級感は増しますが、そのフードが必ず愛犬に合うとも限りません。
ぜひ、このページで紹介した「選び方」を参考に、あなたにとってコストと安心感のバランスが取れたフードを探してみてください。