シシアは、魅力的な食文化を持つイタリアで生まれたキャットフードです。現在50ヵ国以上で販売されているフードですが、その中身は世界的な人気に見合った内容なのでしょうか?
今回具体的にスポットを当てるのは、ウェットフードのマルチパック。シシア商品を入手しての口コミや原材料の厳しいチェックで、フードの安全性を徹底的に検証していきます!
項目 | 詳細 | 商品ランク | Bランク |
---|---|
主原料 | 3.3 |
グレインフリー | 5.0 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 4.5 |
コスパ | 2.5 |
内容量 | 50g×6個 |
価格 | 1,089円 |
100gあたり価格 | 363円 |
対応年齢 | 成猫 |
原産国 | タイ |
シシアは、当サイトでBランクのキャットフードです!
原材料では動物性の食材がメイン。その割合まできっちりと記されている点やヒューマングレードのナチュラル素材であるところから、高い信頼性が見えてきました。
猫の健康に悪い影響を及ぼすような人工添加物や食材も見当たりません。
マルチパックのコンパクトなパッケージは、口コミでも「使いやすい」「いつも新鮮」と好評です。
その分コスパ的にはややよくないのですが、便利さを優先する家庭では使いやすいと思います。
ただ、マルチパックのほかシシアのウェットフードは一般食なので、猫の主食には適していません。
総合栄養食のトッピングやおやつとして使うなら、猫の食生活を豊かにしてくれるアイテムの1つとなるでしょう。
目次
実際にシシア キャットシリーズ マルチパック「ツナ&ビーフフィレ」を購入してみました!
シシアの中でも特に人気というウェットフードがどんな商品なのか、実際に購入し手元に取り寄せてみました。
今回選んだのは、50g入りの缶が6個セットになっているマルチパックのツナ&ビーフフィレ。6缶が紙箱に入っているというちょっと珍しい仕様です。
箱の正面にはnatural、natureという表記があちこちにあり、100%ナチュラル原材料にこだわっていることがよく伝わってきます。箱の右上にはイタリア国旗が小さく入り、無添加無着色であることも書かれてありますね。
箱の反対側を見ると、成猫用の一般食であることやHACCP認証の衛生管理がされていることがわかります。原材料や成分、原産国もしっかり記載されています。
では、箱のシールをはがして、缶を取り出してみましょう!
缶の1つ1つは、一般的な猫缶に比べてコンパクト。プルタブがついているので、開缶するのに手間がかかりません。
開けていくと、ふんわりツナ系のよいニオイが漂ってきました。中身を見ると、魚や肉の身を透明なゼリーが包み込んでいます。
猫のフード入れの上で缶をひっくり返すと、身とゼリーが一体となって缶の形のままつるりと取り出せました。水分も結構あるようですね。
実際猫に与える場合は、こうやって崩してあげた方がいいように思います。ゼリーは意外に柔らかくて、身とのなじみがいいです。
また、崩してみてわかったのですが、ツナの身が割合大きくてゴロゴロ入っている感じ。食べごたえがありそう!と感じましたよ。
一般食は総合栄養食と合わせて使用することがほとんどなので、1缶が大きい場合使い切れなかった分は保存しておかなければなりません。
その点、この缶のサイズは1回で使い切るのに便利です。それに、中身が出しやすいので、缶の洗浄と処理も楽ですね。
ちょっと高めの価格が気にならなければ、使いやすいウェットフードではないでしょうか。
シシアウェットフードの原材料と安全性を徹底分析!
それではシシアの原材料と安全性について分析していきたいと思います!今回は特に愛用者の多いマルチパックのツナ&ビーフフィレを解説していきましょう。
当サイトの基準で、危険なものは赤、危険じゃないけど気になるものは緑で表示しています。
しかし、シシアウェットフードは下記の全原材料を見ていただくとわかるように、特に気になるものはありませんでした。
ツナ52%※、ビーフフィレ6%、ビタミンA1325IU、ビタミンE15mg、タウリン160mg ※(A)Euthynnus affinis:スマ、(B)Katsuwonus pelaMis:カツオ
4D | - | 香料 | - |
粗悪成分 | - | 着色料 | - |
危険成分 | - | 保存料 | - |
やや危険成分 | - | 酸化防止剤 | - |
粗タンパク質 | 12% | 粗灰分 | 1% |
粗脂肪 | 0.8% | 水分 | 85% |
粗繊維 | 0.5% | カロリー | 51.0kcal/100g |
ツナ(スマ、カツオ)
スマは体長1mほどのサバ科の魚。マグロやカツオの仲間で、マグロに似た味を持っています。日本では知名度が低い魚ですが、栄養的には血流や神経の働きに必要なDHAやEPAが豊富と考えられています。
カツオは、猫が好みやすい定番とも言える魚です。良質なタンパク質はもちろん、DHAやEPA、そして貧血防止や神経の機能に役立つビタミンB12も多く含まれています。
ビーフフィレ
牛肉は、動物性タンパク質に富む食材です。鉄分や亜鉛、カルシウムなどのミネラル、ビタミン類も豊富に含まれています。
ビタミンA
ビタミンAは、視力や皮膚の健康維持に働く栄養素です。また、猫の免疫力や胎児の発達にも関係しています。
ビタミンE
ビタミンEには、青魚に多い不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあります。これにより、摂り過ぎた成分がイエローファットという病気を引き起こすことを防止します。
タウリン
タウリンは、猫にとって必須アミノ酸の一種。肝臓や心臓、目、肺など多くの臓器や筋肉、そして成長にも欠かせない成分です。
シシアの原材料は、表記通り魚や肉など自然な食材をメインにしています。ツナやビーフフィレの含有率がはっきり記されている点もいいですね。
また、粗悪な材料はもちろん、保存料や着色料などの人工添加物はゼロ!信頼性の高いフードであることがわかりました。
ビタミン類やタウリンなどが加えられ、健康ケアにも配慮しているフードです。
といっても、総合栄養食ではなく一般食に入るので、毎日与える食事がこれのみだと栄養が足りなくなることも考えられます。
それから、ツナで使われている食材は、Aだとスマ、Bだとカツオです。A、Bの表記は箱の底、缶の底に記されてあります。
敏感な猫だと魚の種類によって好みに差が出ることもあるかもしれませんね。
シシアをお得に購入するならどこ?公式・Amazon・楽天の価格を徹底比較!
どこでシシアを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | 1,089円 | 1,089円 | 1,008円 |
送料 | 500円(北海道、沖縄は700円) 3,000円以上は無料※単品購入でも送料無料の商品あり |
2,000円以上は無料 | 店舗により異なる |
シシアは通販サイトか店舗で!
シシアは、正規販売店の公式サイトやペット用品専門のWEBショップ、また一般の通販サイトで購入できます。利用者の多いAmazonや楽天の価格を調べたところ、1箱の値段はほとんど違いがありませんでした。
ただ、注意したいのは送料にも違いがあるということ。それと、場合によっては並行輸入品や転売品が届けられる可能性も否定できません。
できればサイト内に正規代理店や正規輸入品の表示を確かめてから注文するのがおすすめです。
実店舗だとシシアを見かけることは少ないかもしれません。大きなペットショップだと取り扱われているところもあるので、心当たりの店に問い合わせてみるとよいでしょう。
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シシアと当サイト一押しのモグニャンで比較!
人気商品モグニャンとシシアにはどのような違いがあるのか、「内容量」「価格」「メイン食材」「穀物類」「添加物」などを比較してみました!
項目 | モグニャン | シシア |
---|---|---|
内容量 | 1.5kg | 50g×6個 |
価格 | 4,237円 | 1,089円 |
100gあたりの価格 | 283円 | 363円 |
メイン食材 | 白身魚65% | ツナ52%、ビーフフィレ6% ビタミンA1325IU |
穀物 | グレインフリー | グレインフリー |
添加物 | 無添加 | 無添加 |
当サイト評価 | Sランク | Bランク |
シシアとモグニャンは、猫に不向きな穀物や人工添加物が1つも使われていないところは同じです。メイン食材の割合が明確に記されている点も似ています。
しかし、モグニャンの方は総合栄養食として毎日猫に与えられるドライフードなのに対し、シシアの方は一般食のウェットフード。
猫の主食とするには栄養的に十分と言えず、継続して単独で使うと安全性にも欠けてしまいます。
また、パッケージが小さめで使いやすい代わりに、価格的に割高なのが難点ですね。
健康維持のため日々与えるのにふさわしいフードはモグニャン、目先を変えるトッピングや時折のごちそうに向いているフードがシシアと言えるでしょう。
シシアのウェットフードは食材も調理タイプもバリエーション豊か!
シシアのウェットフードでは、缶詰が6個セットとなったマルチパックのほかに、1個単位の缶詰やパウチ商品も販売されています。
ツナを始めとしたエビやサーモンなどの魚介類、チキンやビーフなどの肉類、フルーツ類とさまざまな食材が利用されています。
バリエーション豊かなウェットフード商品を、パッケージと調理タイプで分類してみました。
タイプ | 容量 | レシピ |
---|---|---|
缶詰マルチパック | 50g×6個 | 5種類 |
缶詰ゼリータイプ | 85g | 11種類 |
缶詰ゼリータイプ(シニア) | 85g | 2種類 |
缶詰クッキングウォータータイプ | 85g | 3種類 |
缶詰フルーツタイプ | 75g | 6種類 |
缶詰ナチュラルグレービー | 70g | 4種類 |
パウチブロス(スープ)タイプ | 70g | 6種類 |
パウチゼリータイプ | 50g | 5種類 |
これだけ揃っていると、食感や栄養素、風味の違いなどから猫の好みや健康状態に合ったものを探せそうですね。
シシアキャットフードの総合栄養食は?評判のよい成猫用ドライフードは7種類!
一般食であるウェットフードのバリエーションが多いシシアですが、総合栄養食を使いたい場合はドライフードを利用するとよいでしょう。
アダルト用のドライフードだと、以下の7種類から選べます。
- アダルト チキン
- アダルト フィッシュ
- アダルト ラム
- アダルト ハム(ポーク)
- ヘアボール チキン
- ステアライズド&ライト チキン
- ステアライズド&ライト ハム
また、運動量が少なくなってきた高齢猫には、専用のシニア チキンが用意されています。
どの商品も容量は400gと1.6kg入りの2タイプ。自然素材やヒューマングレードにこだわっている点は、ウェットフード商品と同じです。肉や魚の品質、調理法も重視されています。
シシアの缶詰ウェットフードは成猫用!子猫にはドライのキトンがおすすめ!
今回商品チェックしたマルチパックは、対象年齢が成猫となっています。したがって1歳未満の子猫に与えるのはおすすめできません。
シシア商品の中では、ドライフードのキトン チキンが子猫に適しています。
乾燥チキンを中心にビタミンやミネラルなどがプラスされ、子猫の成長をサポートする栄養設計となっています。一粒の大きさは、子猫が食べやすい5mm前後の小粒タイプです。
シシアのQ&A
シシアの給与量の目安はどれくらいなの?
シシアを1回で使い切れない場合はどうすれぱいい?
一旦猫に与えて残した分については、廃棄してくださいね。
シシアの基本情報
キャットフードの形状 | ウェットフード(フレーク)/缶 |
内容量 | 50g×6個 |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 1,089円 |
100gあたり価格 | 363円 |
販売会社 | 株式会社ファンタジーワールド |
公式サイト | https://www.fanta.co.jp/ |