キタ! あのMONOQLOの外食チェーン特集号!
『MONOQLO』は、モノをテストして批評紹介する容赦ない雑誌。
以前紹介した『文房具完全ガイド』では、無印良品文具の元ネタを暴き、人気ペン100を選んだ。

外食チェーン特集号で大注目は、「旨いハンバーガーランキング100」
B級グルメブロガー、ハンバーガー探求家、食品メーカー企画開発担当者、パン食文化向上委員会委員長、テキスタイルデザイナーの5名(いろんな識者の人が世界にはおられることよ!)が、ハンバーガー100個を試食!
100個食うか。すごいな。
5名が100個食って、9つの選定基準(全体のバランス・パンズの評価・ボリューム・コストパフォーマンス・肉の評価・栄養バランス・食材の情報・オリジナリティ)で採点。

ぼくは、モスチーズバーガーが好きなので、そりゃモスチーズバーガーが1位でしょ、とか思ってたら、意外な結果が!
モスチーズバーガーは5位。
1位は違う!
1位は、粗挽きベッカーズバーガー
試食終わってすぐ「もう一度食べてみたいハンバーガーってありますか?」の質問に、みなが「粗挽きベッカーズバーガー」と答えている。

“松嶋 ベッカーズ、かな。
若尾 うん、ベッカーズはおいしかったよね。粗挽きベッカーズバーガーは良かった。
福地 私も粗挽きベッカーズバーガーかな。今回は買ってから少し経っていたから、今度はできたてを食べてみたいです。
松原 ベッカーズは当時、台頭著しい都内のハンバーガー「専門店」の影響を明らかに感じますね。
いいところを積極的に取り入れていることが感じられます。
若尾 すごくおいしくなったね、ここまでとは思わなかった。
松原 ベッカーズのおいしさを印象づけてきたきっかけというと、07年12月に発売された「粗挽き200Gバーガー」が思い起こされますね。「専門店」を研究し尽くした一品と評価できます。”
と、みんな大絶賛。
ベッカーズとは意外だった。
ちなみに2位はケンタッキーローストチキンサンド。3位はスパイシーモスチーズバーガーでした。
誌面では、点数と寸評とともに100位までズラ―っと載ってるので要チェック。

「牛丼格安戦争各店チェック!」では、各牛丼を「美味―普通・高い―安い」でフローチャート化、ベストバイを選ぶ。
さらに、“煮込み時間やタレこしの時間で味が左右される”ということで吉野屋を24時間5回チェック。何時の牛丼がベストな状態かを検証!


他にもいろいろ。
紹介しよう。

■ファーストフードNo.1決定戦!
具材の層からなるハンバーガーは、かぶりついたときは下の具材から順番に舌に触れる。だから、ひと口ごとにひっくり返して食べるとふたつの味を楽しめる「裏イートテク」に笑ったが、なるほどとも思った。

■回転寿司No.1決定戦!
前回1位のスシローは!?

■ファミリーレストラン5番勝負
ドリンクバーのバリエーションの多さはココス、紅茶の種類ならロイヤルホストだそうです!

■外食チェーン抜き打ちテスト分煙番付
アナウンスレベルとフロアの構造でチェック。

■カレーショップNo.1決定戦!
圧倒的な店舗数を誇るココイチは味でも断トツなのか?

■外食チェーン裏マニュアル
マクドナルドのジュースは規定量まで入れるので氷抜きにするとジュースの量が増えるよ!


いやはや、情報ぎゅう詰めです。

第2特集は2011年最新版マイカー採点簿、第3特集は歯ブラシ全方位テスト。

オススメ。(米光一成)